残り数分の合流
本当にすみません。
2日にいっぺん更新とか言っておきながら不定期に変更させていただきます。
本当に現実が忙しいんです。
別件ですが、ブックマーク新しく2件ありがとうございます!
最初の方からブックマークをつけてくださっていた方も、本当に感謝しています。
これらを励みに、これからも執筆を頑張っていきます。
…もしかして,前書きに書く内容じゃなかったり?
1、食い止める
あとちょっとで終了だけど、この場の人全員死んでない。
これじゃあ悪いけど時間の無駄だから、誰か1人でも仕留めたいところ。
まあ、ライト含めて5対1で考え事できてるなら仕留めることくらいはできそう…?
今MPどのくらいだろう。
ステータスを開こうものなら瞬殺されるから開けない。
できれば『貪食の闇』で仕留め切りたいけど、乗り越えられたら危ないんだよなぁ。
飛ばれたらそれこそ意味ないし。
『魔法の花冠』あるからワンチャン…?
「よし、やろう!」
「…!構えて」
「遅い遅い!」
バッとAGIの低い4人の間に滑り込む。
多分5M以内にいるから大丈夫。
「『貪しょ…」
「『封印』!」
「げっ」
『封印』とは、対象がスキルを唱えている間にそれを唱えると、使おうとしていたスキルを30分封印できるとかいうチートスキル。
5分とかならね?
5分とかなら粘ればいいけどさぁ。
なんで30分にしたのかなぁ!
縛りは1日1回らしいけど、わたしが今かぶってる『魔法の花冠』つければ相手完封できんじゃん。
「これでルラの必殺技は30分間使えないよ」
「ナイス!」
「ありがとうございます」
「やるやん!」
「これで仕留めてやる!」
まあ、必殺技ならあと数個あるけど…
どれもMP食うんだよなぁ。
それに、今のは発動しなかったけどMPはしっかり持ってかれてる。
1周目のトラウマスキルこれだわ。
てか、ソウはまだ!?
なるべく早くして欲しいんだけど…
「『ノヴァフレイム』!」
「えっ、危な」
2、じゃれ合いですか?
「アルト!」
「ソウか!?アイツらはどうした!?」
「ルラに引きつけてもらっている。ここから範囲攻撃を仕掛けたい。サポートしてくれないか?」
「どうサポートすればいいのかわかんねぇから範囲1.5倍にしとく『拡散』!」
「助かる。『雷電地帯』始発50、30、80。終着120、0、150。ENT…」
「待て!」
スキル範囲を選択し、実行しようとした時、アルトから声がかかった。
待て、と言われても既に範囲を決定しているため取り消すことはできない。
「なぜだ?」
「勘。オレの勘が少し待てと言ってる」
「…くだらない」
今度こそ実行をしようとしたが、それは間違っていた。
…いや、間違っていたのは待ったことだった。
アルトはもちろん暇などしていなく、トアとロナリアと戦っている。
2人は確かにヒーラー。
しかし、杖で殴りかかることくらいならできた。
「「あ」」
ソウとアルトの2人が会話を始めてからは息を潜め、攻撃のチャンスをうかがっていたのだ。
まず2人の頭に杖が落ちる。
トアはともかく、ロナリアの杖は稀に即死。
叩かれ続ければいつかは死ぬ。
「とりあえず発動はさせるぞ!ENTER」
「なんか範囲で守る魔法とかないのか!?」
「あったとしても間に合わないだろう」
「なんとかしろよ!」
「お前が待ったとか言わなければなんとかなったな」
「それは悪かったって…」
遠距離ができずに近接で対応する女子2人と、近接ができずに遠距離で対応するしかないが、それもできない男子2人。
側から見ればじゃれ合いかと思うレベルだった。
3、忘れられてない?
…なんか、わたし忘れられてない?
サポート来ないんだけど。
いまだに5対1をしているルラはそう考えた。
実際にはソウは魔法を放っているのだが、範囲を間違えたため届かず。
そんなことも知らずにルラはソウに対して少しばかりの怒りを覚えていた。
ソウのことだから最短で行って最短で唱えて最短でサポート来そうだけど。
なんかあったのかなぁ。
わたしもそっち行っちゃおうかな。
ライトは怪しいけど、わたしの方がAGI高いでしょ。
よし、きーめた!
「『悪魔との契約』あでゅぅー!」
「「「「あっ」」」」
「チッ」
STR、VIT、AGI以外のぶっちゃけ今はいらないやつをAGIに注ぎ込む。
ガチで便利だよねー。
ロナリアガチでありがとう。
今度から、とりあえずINT上げて必要に応じて『悪魔との契約』で移動させようかな。
その時、ブワッと風圧を感じる。
「!?」
何かがすれ違った?
いや…
「追い抜かれた…?」
すれ違ったのならまだしも、追い抜かれたのならかなりの問題。
しかも、既に姿は見えない。
INTなどを全て合計した数値、380を大きく上回るプレイヤーがここにいるということ。
推定値は500以上。
いや、姿が見えないのは急旋回して戻っていった可能性や、横にズレた可能性もある。
けれどやっぱりAGIがかなりあるプレイヤー。
もしかして…
「ユアト…?」
「呼びましたか?」
「わっ!?」
4、経験はわたしの方が上!
隣にはいつの間にか、並走しているユアトの姿が。
ユアトのAGIは多分こんなもんじゃないから、少し抜いて走ってる。
いないと思ったら、どこ行ってたんだろ。
と思ってユアトの頭上を確認する。
…吸血鬼か。
「ギルマスは魔法使い陣営なんですね?」
「そー。選ばれし10%のプレイヤーだよ」
ユアトは素のSTRこそ0だが、1%の即死攻撃を持っている。
LUKは0。
文字通りの1%で発動する。
つまり、このまま横で張り付かれて攻撃されようものなら死んでもおかしくない。
ユアトはこの手のゲームには恐らくまだ慣れてない。
ここで急旋回すればバランスを崩してくれるかもしれない。
それに、このままユアトをアルトの元に向かわせるのは危険だ。
「俺の方がAGIは上ですよ、ギルマス」
「わたしの方が経験は上だよ、ユアトクン」
「!?」
ユアトの意識が少し会話に傾くと共に、わたしは背をかがめながらUターン。
ユアトの視界からわたしが消え、1瞬戸惑う素振りを見せる。
その隙に、置いてきた5人の方に駆け出す。
「…『悪魔との契約』」
しかし、それだけじゃあ追いつかれてしまうので、STRとVITも200ずつ注ぎ込んでしまう。
すると、世界が歪むような感覚がして、足元のバランスを崩し、その場に座り込む。
「やべ」
一気に400上げるのは無茶がすぎた。
しかし、既に向こうのほうに5人が見える。
ユアトの姿は無い。
少しは撒いたか。
STRとVITを元に戻して再び駆ける。
5、勘
「…」
会話に意識が向いたところを綺麗に抜けられた。
そしてその後、すぐに他のステータスもAGIに振って撒かれた。
その手が使えるのならそのまま撒くこともできたはず。
ならばなぜ旋回した?
答えは…
「向こう側に、誰かいるのか…?」
もしもそうだとしたら、ギルマスがなぜそのような行動をとったのかがよく分かる。
いるのは恐らく戦闘能力のほとんどないサポート系。
そうでもなければ、合流して2対1ができるのだから旋回などする必要がない。
「あっちの方に行ってみるか…」
「チッ」
「いつまで続くんだ?これは」
「知らないな」
「わたしたちだって早く終わらせたいです!」
「そうだよ、アルト」
まだまだ続いている泥試合。
これはもしかしたらイベントが終わるまで続くのかと、4人は思う。
しかし、アルトがとあることに気づく。
「ソウ、それは魔法単品じゃダメなのか?」
「「「…」」」
しん、と辺りは静まり返り、4人が動きを止める。
ソウは露骨に目線を斜め下に向けた。
「おい!」
「悪い。すっかり忘れていた」
「…それでも1位か?」
「今はな。『隕せ…」
ソウが、スキルの発動範囲に2人を入れられるように数歩前に出ようとする…が。
「待て!」
「は?」
「待て、オレの勘がそう言っている」
「その下りはもういい」
「なぜオレの勘を聞き入れないぃ!」
さっきは待ったことによって災難が始まった。
迷わずに数歩出てスキルを唱えた。
「『隕せ…」
…今回のアルトの勘は当たっていた。
横から来た謎の物体によってソウの体は吹き飛ばされたのだから。
save1
ネーム ルラ 12
レベル 536
職業 ナイト
武器 闇夜の黒光
頭 魔法の花冠
服 純白の大天使
靴 羽の靴
アクセサリー 一匹狼『召喚』
盾 ホワイトパール
STR 630(+80)
VIT 300(+100)
INT 140
MND 30
AGI 155(+15)
DEX 20
LUK 20
スキル
『チャージ』『受け流し』『身躱し』『斬撃波』『武器破壊』『急所狙い』『急所外し』『死神の宣告』『察知』『不意打ち』『峰打ち』『完全炎属性耐性』『炎の化身』『窮地の高揚』『爪痕』『独』『悪魔との契約』『貪食の闇』『確率上昇』『スライムボール』『軟弱化』『アンデット』『ネクロマンサー』『不可視の鎖』『屍』『飛翔天駆』『共同体』『憑依』『森の遺志』『チェンジ』『反転』『蒼電』『殲風』『時空の割れ目』『毒牙の蝶』『幻迷の霧』『紅蓮の吸血鬼』『かごめ』『神々を従える者』『幻想郷』『虚無の1振り』『常闇』『千影の舞』『零の黒光』『フローエリア』『スターダストパレード』
ネーム ハティー
レベル 111
スキル
『爪痕』『独』『威嚇』『猛突進』『暴走』
ネーム エルド
レベル 109
スキル
『地獄の炎』『熱風』『身を焦がす爆炎』『ライジングサン』




