89.圧縮
・・人物紹介・・
・適正レベルパーティー
楠本健吾 Lv41 火魔法使い 元社畜廃人ゲーマーおじさん
騎士6人 Lv30台 第二騎士団員 10+up!
騎士6人 Lv20台 第二騎士団員
・護衛パーティー
スティング Lv90 風魔法使い 筆頭宮廷魔導士 王太子派
リリィ・ノーブレット Lv50 聖魔法使い 筆頭聖女 勇者PTの聖女の妹
テーズ Lv70台 風魔法使い スティングの師匠 ジジイ
コッヂ Lv70台 土魔法使い スティングの師匠 ジジイ
リック・スタインズ Lv60台 第一騎士団副団長 ケビンの側近 スコットの兄
スコット・スタインズ Lv60台 第二・第三騎士団副団長 ケリーの側近 リックの弟
アルバート Lv50台 第二騎士団員 盾防御スキルが優秀
アラン Lv50台 第二騎士団員 盾防御スキルが優秀
「業火。」
中ボスという邪魔が入り、ジジイ二人に散々言われながらようやくパワーレベリングが始まる。
「ほほー!、なかなかの威力じゃの。」
「純粋に魔力操作レベルが高いのじゃろう。」
業火を何発か撃つと大ムカデたちがバタバタと倒れ始める。
「ほっほっほ!あの硬いムカデ共もこんな火力で焼かれ続けりゃ死ぬわな。」
「じゃが火が大きい割にはダメージが入っとらんな。」
「燃焼効率が悪いのではないか?」
同じ業火でもブライスの倍近く威力があるのにまだ改善点があると二人で話している。
(こ、この爺さんたち知識がすげえな!)
健吾自身これが最大効率だと思っていたので、さらに良くなるのは大歓迎だ。
「おい異世界人。火がでかすぎじゃ、もっと小さくしろ。」
「小さくと言っても圧縮するイメージで!じゃぞ。」
「圧縮してムカデだけ燃えるようにするんじゃ。火の高さはいらん。」
「そうすりゃさらに火力が上がるぞ。」
「は、はい!」
言われた通り大きく高く燃える火を圧縮するイメージで小さくしていった。
「ギイイイイイイ!!?」
すると先程よりもさらに早い時間でムカデたちが倒れていく。
「「おおおー!」」」
「倒すのがすごく早くなりましたわ!」
全く喋る機会を与えられなかったリリィや騎士たちが歓声を上げる。
「おお、ええのう!ちゃんとイメージできておる。」
「言われてすぐに結果を出すとはやりおるわい。」
「えへへ、・・・なるほど火を圧縮して威力を上げるイメージかぁ。」
要領を得た健吾は業火をさらに圧縮し、横への延焼能力を強化しようとして気付く。
「あ、燃えてる火を自分で操作して次々とムカデにぶっ掛ければさらに効率良くなるんじゃ・・・。」
早速穴の底に撃って燃えている状態の業火を操り、押し寄せる大ムカデに投網を投げるようにぶっ掛けた。
それで火力が足りなければ圧縮した業火を追加で投げ入れ、火を自在に操って延焼させまくる。
「なるほど!ムカデが勝手に燃えに来てくれるのを待つんじゃなく、火を操作してこっちから燃やしに行けば格段に効率は上がる!!」
悟りを得た健吾は火を波のように変え、やって来る大ムカデたちを覆い焼き尽くした。
そして1000匹倒すのに2時間かかっていた昨日よりも圧倒的に早い40分で殲滅してしまった。
パーティーに入っていた6人の騎士たちのレベルも爆上がり。
全員30台中盤くらいまで上がっているようだ。
「ほほー、クソ硬いムカデ1000匹を40分か、早くなったのう。」
「じゃがまた倒すのに40分かかるんじゃろ?二人でボス倒して戻ってきても間に合うな。」
「まぁすぐに倒してきてやるかの。」
二人はそう言い放つとテーズの飛行魔法でコッヂと共にショートカットルートを飛んで行った。
9階への階段に着いて降りて行き、9,10階の魔物を討伐してボス部屋へ到着。
「さて、ワシらの仕事はココからかの。」
「そうじゃな。防御と足止めやるから撃ちまくれ。」
「おう。」
ボス部屋の扉を開け中に入って行く二人。
それから1分ほどでボス討伐を知らせる地震が起きた。
健吾たちの居る場所を去ってから合わせても、わずか10分程である。
「え、もうボス倒したんですかね、めっちゃ早い・・。」
「まぁ、あの人たち色々と規格外ですから。」
「でしょうね・・・。」
そして10分後、ボスが出現する地震がまた起こり、倒されたムカデたちが沸いてきた。
それと同時に帰って来た二人。
「魔物がおらんからすぐ帰ってこれるな。」
「おお、湧いとるな。さぁ早く始めるんじゃ。」
「コツが分かったからもっと早くなるじゃろ。さぁ早く撃て。」
「「さぁさぁさぁ!!」」
「ま、またあああ、ヒィィィ・・・。」
またゴリゴリにプレッシャーをかけられまくる健吾。
待機してた残りの6人とパーティーを組み直し、また1000匹討伐のタイムアタックが始まる。
ゴールドランドにある8つのダンジョン
低級ダンジョン
南の森ダンジョン Lv20 ゴブリン・狼系 王都から南へ1時間
国立墓地ダンジョン Lv20 アンデッド系 王都から南東へ30分
川沿いのダンジョン Lv20 スライム・動物系 王都から南西へ2時間
中級ダンジョン
深森のダンジョン Lv40 亜人・動物系 王都から東へ1日
鉱山のダンジョン Lv40 昆虫・爬虫類系 王都から西へ1日
草原のダンジョン Lv50 亜人・動物系 王都から西へ2日
上級ダンジョン
湖畔のダンジョン Lv60 水棲亜人系 王都から北へ2日
廃城のダンジョン Lv70 アンデッド系 王都から北へ3日
騎士団のレベルと人数
第一騎士団 所属人数 約620人 (肩書だけの役職20人)
レベル20台300人 30台100人 40台70人 50台20人 60以上10人
第二騎士団 所属人数 約1000人
レベル20台200人 30台500人 40台200人 50台70人 60以上30人
第三騎士団 所属人数 約2000人
レベル20台500人 30台1200人 40台200人 50台80人 60以上20人




