72.強パーティー
・・人物紹介・・
楠本健吾 レベル24 火魔法使い 元社畜廃人ゲーマーおじさん
リリィ・ノーブレット レベル31 聖魔法使い 筆頭聖女 勇者PTの聖女の妹
ブレイズ レベル40+ 宮廷魔導士 火属性魔法使い
アルバート レベル50+ 第二騎士団員
アラン レベル50+ 第二騎士団員
スコット・スタインズ レベル?? 第二・第三騎士団副団長 ケリーの側近 リックの弟
キョウコ レベル?? 宮廷魔導士団序列3位 研究派 引きこもり
スティング レベル90 風魔法使い 筆頭宮廷魔導士 王太子派
ケビン・エーリック レベル??? 第一王子 王太子 第一騎士団長 腹黒
ケリー・エーリック レベル??? 第二王子 第二・第三騎士団長兼務 脳筋
スティングが飛行速度を緩めていき、一行は地面にふわりと着地する。
「さぁ着きましたよ、ここが鉱山のダンジョンです。」
「おお・・・。」
王都から馬車で1日の距離のダンジョンに、本当に30分ほどで到着してしまった。
「馬車で1日かかるのに30分・・・?時速何キロで飛んでたんだ・・・。」
「さ、寒かったですわ・・・。」
いつもの火の回復魔法の温度は「熱めのお風呂」位だったので、飛行の寒さをしのぐほどではなかった。
着地してようやくポカポカしてきたのでしばらく休憩し、ダンジョンに入る準備をする。
「ダンジョンに入る前にパーティーの紹介をしておきましょう。」
「お願いしますわ。」
「まず第二騎士団のスコット副団長。リック副団長の弟さんです。」
「次に第二騎士団員のアルバートとアラン。」
「そして魔導士団からキョウコ。」
「最後に適正レベルの火魔法使い、ブライスです。」
「クスモトケンゴです、よろしくお願いします。」
「リリィですわー。」
スティング御一行が国立墓地に着いた時にスコットとキョウコは挨拶をしていたので、残った3名と改めて挨拶をした。
キョウコとは国立墓地の悪魔の巣討伐以来だったが、やはり次の日から研究室に引きこもっていたのでスティングに無理やり連れてこられたそうで、何とも言えない顔をしていた。
「ケンゴ殿のレベルがダンジョンレベルより低いので攻撃役はブライスが担当します。」
「道中の魔物は私達護衛役が倒します。」
「では行きましょう。」
スティングの軽い説明が終わり、早速鉱山のダンジョンに入って行く。
前衛
スコット副団長(Lv50+騎士 大剣)
スティング(Lv90 風魔法使い)
両サイド
アルバート(Lv50+騎士 剣と盾)
アラン(Lv50+騎士 槍と盾)
真ん中
健吾(Lv24 火魔法使い)
リリィ(Lv31 聖女 聖魔法使い)
後衛
キョウコ(Lv50+ 風魔法使い)
ブライス(Lv40+ 火魔法使い)
前後左右をガッシリと高レベル者たちが囲んだ編成でどんどん進む。
(おお、リアル輪形陣・・・。)
軍艦のゲームを一時期やりこんでいたので、この配置の美しさに勝手に酔っていた。
1階と2階は爬虫類系なのか、大きなカエルやヘビなどが出現していた。
2階は単体の出現はほぼ無く、魔物がパーティーでも組んでるのかの如く一緒に行動していた。
「え・・・カエルとヘビがペアで出てくるっておかしくないです?」
「・・・魔物同士が争うのは外だけね、ダンジョン内だと全く争わないわ。肉食と草食の魔物が仲良く同時に出てくる事もあるわよ。」
「ほ、ほほー・・・。」
「喰うもの喰われるものの関係が無いのですねぇ。」
「ダンジョンに入ってくるものだけが敵、なんでしょうね。」
キョウコがダンジョンの生態系が外とは違う事を説明してくれる。
健吾とリリィは初めてのドデカい爬虫類の魔物に興奮しながらキョウコに質問をしまくっていた。
その間にも先頭のスコットとスティングがサクサクと魔物を倒していく。
魔力探知で魔物の存在を把握してしまっているスティングに至っては、魔物が見えた瞬間に風魔法で切り刻んでいたので健吾から大絶賛されていた。
「す、すごい探知能力ですね・・・僕はまだそんな遠くまでは分かりません。。」
「すぐ出来るようになりますよ、魔物は魔力の塊みたいなものですから。」
「自分を中心に円を描くように探知するのが普通ですが、それだと距離はあまり伸ばせません。」
「なので前方だけに、放射状に伸ばすように広げるのです。」
「な、なるほど。」
スティングにアドバイスをもらいつつ魔力を前方に絞って探知してみると距離がぐっと伸びた。
「おおおー!これはいいですね!魔法はイメージって言うけどホント大事なんだなぁ。」
「も、もう出来たのですか・・・。ただし今回のように各方向に複数信頼する味方がいる時だけです。一人の時は円で探知してくださいね。」
「はいっ!」
「む、難しいですわ・・・。」
健吾はそれから早速前後左右に探知を放射状に伸ばしまくって練習し、かたやリリィは魔力探知そのものに悪戦苦闘していた。
そんなこんなで何事も無く目的地の3階、パワーレベリングが出来るポイントにたどり着いた。
ゴールドランドにある8つのダンジョン
低級ダンジョン
南の森ダンジョン Lv20 ゴブリン・狼系 王都から南へ1時間
国立墓地ダンジョン Lv20 アンデッド系 王都から南東へ30分
川沿いのダンジョン Lv20 スライム・動物系 王都から南西へ2時間
中級ダンジョン
深森のダンジョン Lv40 亜人・動物系 王都から東へ1日
鉱山のダンジョン Lv40 昆虫・爬虫類系 王都から西へ1日 ← Next target !
草原のダンジョン Lv50 亜人・動物系 王都から西へ2日
上級ダンジョン
湖畔のダンジョン Lv60 水棲亜人系 王都から北へ2日
廃城のダンジョン Lv70 アンデッド系 王都から北へ3日
騎士団のレベルと人数
第二騎士団 所属人数 約1000人
レベル20台200人 30台500人 40台200人 50台70人 60以上30人
第三騎士団 所属人数 約2000人
レベル20台500人 30台1200人 40台200人 50台80人 60以上20人




