59.布石
https://x.com/talkback2278/status/2010649942818525538
友人が作ってくれたあらすじ紹介の動画です。
Xに載せてますので是非どうぞ
4周目、3階に降りてから、
「この階は婦長さんたちが攻撃してください。」
「ええっ!?」
「「はいっ!」」
「大丈夫です、高レベル者さんがアンデッドを近づけさせません。守られながらヒールを撃つだけでOKです。」
「騎士さん達は剣気飛ばすスキルありましたよね。それをお願いします。高レベル者さんの防衛陣から出ないようにお願いしますね。」
「わ、わかりましたああ」
「ひゃあああ」
「「了解しましたっ!」」
新人さんは毎回叫び声で返事をしている。
健吾は適正パーティメンバーに魔力譲渡の白い炎をかける。
健吾自身の魔力を全て譲渡し終えるまで白く燃え続け、終わると消える。
「できれば回復と魔力譲渡いっぺんにやりたいのですが1つにすると吐いちゃうんですよねぇ。」
とヘラヘラ笑いながらハイレベルな魔法合成をぶっちゃけるので高レベル者さんたちが唖然としていた。
婦長さん新人さんは近寄って来たアンデッドを高レベル者さんが足止めしてる間にヒールを放ち、コツコツと倒していく。
騎士さん4人は身体強化で気を高め、剣気を放ち一発で倒していく。
それぞれ要領をつかんだようだった。
4階も同じように攻撃してもらうと既に慣れたのかサクサクと倒していく。
恐怖心もすっかり消え、シューティングゲームみたいな倒し方になっていた。
(完璧に守ってもらいながら一方的に倒せる環境、防御は城に帰って練習すればいい。)
(こういうのは慣れるとさらに効率上がるからなぁ。)
「5階は婦長さんたちは防御と回復に専念して攻撃は騎士さんに任せてください。」
言われた通り婦長さん新人さんは周囲を警戒し、騎士さんが倒す方法にシフト。
健吾は騎士さん達に魔力譲渡をしながら見守った。
そして難なくボス部屋前へ。
「ボスは僕も攻撃しますね。えっと、もう気付いてるかもしれませんが。」
「ボスは今までの3周ともに全部同じ攻撃をしています。遠距離攻撃を受けると必ず突進してきて横斬りの一撃を出してましたね、それを高レベル者さんが受け止めている間に全員で近接からダメージを与えて倒しています。」
「つまりこのパターンを覚える事、そしてボスに同じ攻撃を繰り返させるようにする事が最速討伐の秘訣ですね。」
「今はレベル上げ優先なのでボスの一撃は高レベル者さんに受け止めてもらってますが、さらに上のダンジョンでレベリングする場合は自分で受ける時も出てきます。」
「そういった時の為に、騎士さんは「この攻撃をいかに対処するか」を考えるようにしてください。今回のレベリングが特殊なだけで本来は防御重視が基本ですから。」
「はいっ!」
ボスを遠距離で倒しきる火力が無ければ必ず横斬りの一撃スキルを喰らう。
高レベル者さんたちが居ない場合、この一撃を受け止めるか、回避するかの判断が最重要になる。
ゲーム内でのパワーレベリングでも簡単に討伐していると実力があると勘違いする人がなぜか必ずいたので、考えさせることで注意と対策を兼ねさせていた。
「毎回説明ばかりですいません、本来僕は喋る事より戦闘している方が好きなのです。」
「これでほぼ説明は終わりましたので、あとは繰り返すだけ!さぁ行きましょうか!」
「「おおー!」」
これでぐっと気合が入ったパーティーメンバーたちは4回目のボスを討伐し入口へ帰還。
5周目を健吾が攻撃担当、6周目を騎士さんたちが、と交互に担当し次々に討伐。
魔力回復を兼ねてお昼休憩を取り、その後8周、計14周して日が暮れる前に城に着いた。
健吾、婦長さん、新人さんが4レベル、騎士さん達は3レベル上がっていた。
・・人物紹介・・
楠本健吾 レベル24 4up! 火魔法使い 元社畜廃人ゲーマーおじさん
婦長さん レベル23 4up! 聖魔法使い 療養塔の婦長
新人さん レベル21 4up! 聖魔法使い 聖女見習い 療養塔で修行中
騎士さんx4人 レベル20台後半 3up! 第二騎士団員 最初のレベリング参加者




