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反転  作者: 雨人
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(9) お喋り

 サクと静斗(しずと)のお喋り。

 隣で微かに動いた身体。

(起きたか?)

 身体を横にしてた静斗は、ボクのことを小さく呼ぶ。

「サク」

 本を読みながら、片手で彼の右手に軽く手を合わせる。

(サクなりの「おはよ」の挨拶。優しいね)


 サクと話すため、トイレに行き、歯磨きをして水を一口。

バナナを食べてベッドに戻る。

「なに話す?サク」

 本を閉じて僕の方をしっかり向き合う。

「春のこと聞きたい」

「またー?もーしょうがないなー。サクは春のこと大事なんだね」

「春と仲良くなったのはいつ?」

「分かった分かった、早くね。会ったのは、僕が高校生の時だけど…」

 

「2回目会った時に、僕の部屋に入れて話した」

「連れ込んでやったんでしょ?防音室で」

「やってないし、連れ込んでない。春が遊びたいって言ったんだ」

 いじりたい顔をして、嬉しそうなサク。

「それから、ロビーにも見なくなって……」

「どこいったんだろーって?」とサク。

「ぇ、ん、まあ」


「少しして仕事を始めた。」

「今、大変になってるやつでしょ?」

「大変……ではあるけど、別にそこまでは。」

「で、気分転換に屋上にいってたんだ。何回か見かけて……」

「見かけて話しかけたんでしょ?」

「うん。そしたら、僕のこと忘れてるぽかった」

「いろいろあったからね、春は」

(そっか、サクは)

「えらいね」

 サクの頭をなでなでした。

(撫でられても、なんにも気にしないサク。いいね)

 お待たせしました。

微熱が続き、身体がもう無理と反応してるので本当に受診しようと思います。

活動報告の通り、間があきます。目線向けるので……まだ観てて下さい。

お願いします。

 では、また。

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