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第7話 1日の終わり - アイドルをプロデュース?

(方向転換)

 週1ペースで投稿できるよう、書けないときの対策として、いくつかエピソードをストックしています。

 しかし、できているのに、投稿しないと言うのは、もやもやしますので、とりあえず、ストックは全部投稿して、その後は、「できるだけ週一ペースの投稿を目指す」とういう方向へ転換しようと思います。

 初めての投稿で、文体も含めて、フラフラしていますが、何卒、ご容赦願います。

「豊かな異世界ライフ」の実現のために、ポーションの材料と「鉄の木」の[素材調査]を掛けながら歩みを進めた。その結果、「鉄の木」10本と大量のチャチャ草、そこそこのチャイナラ草を[収納]した。


 他に、「チャオウの花」、「ムナスカー草」、「ファイティー草」を[収納]した。これらを鑑定すると、


[名称(チャオウの花)、産地(ビギンの森)、用途(エクストラヒールポーションの素材)]

[名称(ムナスカー草)、産地(ビギンの森)、用途(キュアポーションの素材)]

[名称(ファイティー草)、産地(ビギンの森)、用途(ハイキュアポーションの素材)]


 さらに、この3つのポーションのレシピを見ると


[レシピ(エクストラヒールポーション) チャオウの花、サラマンダーの血、清水]

[レシピ(キュアポーション) ムナスカーの葉、清水]

[レシピ(ハイキュアポーション) ファイティーの葉、清水]


 エクストラヒールポーションについては、サラマンダーの血がないので作ることはできないが、確実にハイヒールポーションの上位ポーションだと思う。瀕死の状態を回復させたり、四肢の欠損も修復できそうだ。どのくらいの価値になるのだろうか。


 キュアポーション,ハイキュアポーションについては、材料も揃っているので、作成することにした。頭の中でイメージするだけでできあがるので、容器作りも含めて、歩きながらやってみた。結果、あっという間に、120本のキュアポーションと35本のハイキュアポーションができあがった。鑑定してみると、


[名称 (キュアポーション)、状態(不純物が無く、高品質)、効能(通常の病、中毒、衰弱を治す)、価値(サクラ王国においては、1万モグ以上]

[名称 (ハイキュアポーション)、状態(不純物が無く、高品質)、効能(死に至る病、長期の病、猛毒による中毒、極度の衰弱を治す。)、価値(サクラ王国においては、100万モグ以上)]


「ハイキュアポーション」の方が、「ハイヒールポーション」よりも高価だ。原因も分からないような病気で、長期間床に臥し、徐々に衰弱死するくらいなら、100万モグ程度は安いものだということか。異世界(小説)で良く見かける貧しい人達には、手を出せない額だろうな。


 ともあれ、これで、手持ちのポーションの総額が5000万モグを超えた。豊かな暮らしは保証されたようなものだ(と思う)。でも、金はあっても、高級車も高性能PCも買えない。「推し」のために金を貢ぐこともできない。あとは、高級邸宅を購入するくらいだが、僕は、6畳程度のスペースに、漫画、DVD、PC、ゲームがあれば、大満足するタイプなので、掃除が大変そうな大きな家は要らない。「工房」付きのこぢんまりした家で充分。

 いっそ、もっとお金儲けをして、芸能プロダクションをつくり、アイドルグループをデビューさせて、この世界の芸能史に革命を起こそうか。なんて馬鹿な妄想をしながら歩いていたら、辺りが暮れかかっていることに気づいた。


 時計を見ると、午後5時を回っていた。この時間から暗くなるということは、この世界も、1日は24時間制なのかな。だったら混乱せずに生活に溶け込める。

 これから、ジビエ料理を始めるのは遅すぎるな。かまど作って、焚き木集めて、火を起こして...焼き串も作らないといけないし、やることが多すぎる。別に、肉は腐ることないので、明日以降に回して、今夜は、アポの実と清水で済ますことにした。栄養はあるのだろうけど、なんか物足りない。でも、大切なあんパンには、手を出さないぞ。


 寝床は、魔物に襲われないように木の上だ。10m程の高さの木の枝に座り、身体をツタで幹に結び付けた。少し寒いので、ラージフォレストウルフの毛皮をかぶった。もちろん、汚れ、ほこり、虫等は[収納1]内で取り除いている。少し臭い。[錬金術]を使えば、臭いの無い、ふわふわな毛皮にでもなったのかな。木の上にいる魔物や、木を登れる魔物がいれば、攻撃される恐れがある。ラージフォレストウルフの臭いを嫌って逃げていってくれれば良いのだが。


 一息ついたら、辺りは、もう真っ暗だ。森の中は日が落ちるのが速い。さて、ステータスはどうなっているのかと、唱えたら、暗闇なのに光って見えた。


名前[ひかる・てらだ]、種族[人間]、年齢[19歳]

称号[転移者]、職業[忍者、薬師]、レベル[2]

HP[102/120]、MP[ 85/120]

スキル:ポイント[9201]

 収 納(中級)[100]   →

 鑑 定(中級)[100]   →

 回 復(中級)[100]   →

 錬金術(中級)[100]   →

 忍 術(上忍)[100]   →

ステータス:ポイント[9001]

 STR(筋力)[200]

 VIT(体力)[200]

 DEX(器用)[200]

 INT(知力)[200]

 AGI(敏捷)[200]


 職業に[薬師]が増えている。レベルがひとつアップしているが、ポイント割り振りの「△」は非表示のままだ。HP、MPとも最大値が120に増えている。現在値もアポの実と清水の効果か、一日中歩いているのにも関わらず増えてきている。そして、なんとポイントが1増えているではないか。9000もあるので雀の涙だが、将来、どのようになるか分からないので、増えることは良いことだ。


 さて、ステータスを確認したところで、今後のことを落ち着いて考えてみた。

 女神の言うことが真実だとすれば、僕は元の世界に戻れない。この世界で生きていくしかない。また、何かの使命があるわけでもなく、女神曰く「好きに生きなさい」とのことだったので、いろんなところから目を付けられない程度に好きに生きていこうと思う。

 また、五つのスキルと、強靱な身体、過剰とも言えるポイントは、生きていく上で、かなりのアドバンテージだ。特に、[収納]、「鑑定」、「錬金術」の連携は最強だ。

 加えて、水、食料もふんだんにある。足りない物は塩くらいだが、それすらスキルでなんとかなりそうだ。

 明日からも、のんびりと、ただし慎重に、素材を集めながら「ビギンの街」を目指すつもりだが、気になることが1つある。他の転移者はどうなったのだろう。見つけ出して仲良くしようという気は、さらさら無い。良い奴もいれば、悪い奴もいるだろうし、僕の豊かな異世界ライフを脅かす者もいるかもしれない。信頼できる奴が裏切らないとも限らない。

 そんなことを考えていたら、だんだん瞼が重くなった。それにしても今日1日で沢山の出来事が起きた。転移初日でこれだけのイベントがあるなんて、僕が読んだ異世界小説でも見たことが無い......zzz

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