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仲間を探しに

お酒が大好きな私は、爺さんから貰った小遣いを手に、スキップしながら酒場へ向かいます。

私「やった!やった!」


私「まさか、異世界に来てまで酒に有り付けるとは思っていなかったぜ!」


私「そういえば、場所聞いていなかったな。まあ、でも、私ほどの飲んだくれになると、何となく分かるんだよね。酒場の位置。」


私「まず、シロウトともなると、兎に角、町の中心部や賑やかそうな場所へ向かうけど、玄人の私的には、狙うべきはそんな場所じゃ無いんだな。」


私「こういう小規模な町の場合、狙い目は宿屋。何故ならば、小さな町の酒場となると、宿屋を兼任している、もしくは隣接している事が多いからだ。」


私「だから、酒場を探すなら宿屋を探せば良い事となる。」


私「そして、宿屋を利用するのは地元民よりも、旅行者や旅人。宿屋を経営するにあたり、場所的に優位なのは、やはり町の入り口となる。なぜならば、見ず知らずの町に入る場合、旅行者ならばまず観光する為の拠点を探す。」


私「ならば、町の入り口付近の宿屋は、必然的に客を取り込みやすい。という事になる。」


私「よって、酒場を探すなら、町の入り口付近を探すのが定石となる!」


私「冴えてるな!私。ジジイに頼らなくても、ちゃんと一人で酒場が探せるなんてw」


私「・・・にしても入り口、遠いなぁ。かれこれ30分はスキップしてるぞ・・・。」


私「いくら私でも、そろそろ体力の限界を感じてしまうまw」


私「(ハァハァ)・・・我ながら、どんだけ酒場を楽しみにしてるんだよ。スキップって普通、息を切らせながらする物じゃないと思うんだが・・・。」


私「お!町の入り口見えてきた。」


私「だいぶ暗くなってきたな・・・そろそろ晩飯どきかな?」


私「居酒屋みたいな所だと良いな~。やっぱり日本人なら、酒には肴だからな。」


私「酒だけ出されても味気ないもんな・・・」


私「宿屋発見!ってアレ??酒場は別か。」


私「酒場酒場っと・・・あ!あった!あったあった!ほらね!やっぱり宿屋のすぐ近くにあったw」


私「フイ~。何とか一人で来れたぜ。」


私「ん!?」


私「この酒場・・・様子がおかしいぞ・・・」


私「こんな、一番賑わっていそうな時間なのに、やけに静かだ・・・」


私「明かりも付いてないな。一体どういう事だろう・・・。」


私「何だか、嫌な胸騒ぎがする。」


私「とりあえず店の入り口に・・・」


私「!!!」


私「入り口に、何か書いてある。」


入り口の張り紙「本日定休日」


私「・・・」


私「・・・・・」


私「・・・・・・」


私「じじい!!!!店!開いてないやんけ!!!」


私「うぉおおおお!!!もう、喉が酒を飲む喉になってるのに!!!」


私「ジジいぃぃぃいい!!ハメやがったなぁあああ!」


私「ダッシュで戻って、頭ひっぱたいてやる!」

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