6話 試合
日刊ランキング34位だと
皆さまには、感謝です。
本日投稿が遅くなり申し訳なく思います。
原因としましては、スマホで少しずつ書いていたのですが、途中で電池が切れ文書がすべて消えてしまったので一から書き直しになってしまった為です。
以後同じことが、無いようにします。
政秀は信秀に昨日事を報告していた。
信秀は政秀が其処まで言うのなら大丈夫であろうと。護衛を付けるのが条件として、中村に行く事を認めた。
話しがそこで終れば良かったのだが、政秀が試合の事と士官させたいと言い出した。
試合の事は別に良いとして、士官させるとなると悩んでしまった。
勿論岩田家は、士官の話し等知らない。政秀が言ってるだけなのだが・・・
信秀は、柴田勝家と佐久間信盛を呼ぶ様に政秀に命じた。
その頃吉法師は、漸く尻の痛みが引いたので、中村に行く為の計画を練り始めた。
今回は、最初から巻き込んでやろうと万千代と蔵之介を呼ぶ様にと城の者に命じた。
柴田勝家は、突然の信秀からの呼び出しに戸惑いながらも城の待機所に向かった
襖を開けると、佐久間信盛が眼を閉じて座っており勝家は、隣に座った。
勝家「お主も殿に呼ばれたのか?」
信盛「そうだが」
勝家「何故呼ばれたか聞いてるか?」
信盛「いや聞いてない」と言って黙ってしまったので勝家も黙って呼ばれるまで待った
暫くして共にお呼びが有ったので信秀の政務部屋に向かうと、信秀と政秀が待っていた。
簡単な挨拶の後政秀から一昨日からの事を説明され勝家は、吉法師が相変わらずのうつけ振りに呆れ信盛は、特に反応せず話しを聞いた。
勝家「それがし達は、何で呼ばれたのでしょう」と政秀の話しが終らぬ内に質問をした。
政秀は、内心(最後までちゃんと聞け)と思ったが、顔には出さすに「試合をしていただく」とだけ告げた。
信秀「何か質問は?」と聞くと勝家は、「そんな胡散臭い奴と試合する事はない」と言った
この答えに信盛は、「殿は、聞きたい事が無いか聞いているのであってお主の意見を聞いてない」とぶったぎった。
勝家は、顔を真っ赤にして怒鳴りつけようとしたが、信秀がすかさず質問が無いか再度質問がなければおって連絡する。尚この事は、内密にする事と伝えて勝家を下がらせた。
信秀と政秀は、ため息を付き信盛は、申し訳なさそうにしていた。
信秀「勘十郎に付けたのは、失敗だったかも知れんな」ともらした。
政秀は、今回の試合で矯正できないか考えていた。
勝家は、政務部屋から出されイライラしながら歩いていると、前から吉法師に呼ばれた万千代と蔵之介が歩いて来た。
お前達の様なものがここに来るなと怒鳴りつけられ
万千代が吉法師に呼ばれたからと言ったが口答えするなと理不尽たな事を言われた上に威圧され黙ってしまった。尚この頃勝家21歳万千代9歳蔵之介7歳である。黙ってしまったの仕方なく。勝家は、それを見て優越感に浸っていた。
勝家は、織田家は、勘十郎が継いで当たり前自分は、織田家の筆頭家老か次席家老になるものと決め付けおり。だから自分は偉いから吉法師の子分等何をしても関係無いと思っていた。
そこに万千代と蔵之介が来るのが遅すぎると探していた吉法師が現れ目撃してしまい
吉法師「こら~権六俺の子分なかしてんだ(#`皿´)」と怒鳴りながら走ってきた。
勝家は、怒鳴り返そうかと思ったが、勝家の中では、一応未だ主家筋なので止めて、去ろうしたが「うつけのせいで胡散臭い奴と試合するはめになった」と言い捨ててから去って言った。
吉法師は、怒りながらも万千代と蔵之介をなだめて自室へ向かいながら勝家の言葉を考えていた。
信秀との謁見の後政秀は、再び岩田家に向かい試合の事について説明した。正清は、張り切り清一は、稽古が厳しくなる事に肩を落とした。
岩田家の家族会議の結果試合の日は、那護屋迄全員で行って女性陣は買い物。清孝は、女性陣のガード。正清・清一は、試合で清は試合の見学と決まった。
試合当日那護屋城下で別れ女性陣は、久しぶりの買い物に興奮しながら向かった。それを見て清一は、帰りが大変になる事を覚悟した。
城門で門兵に試合に来た事を告げると。、政秀が出迎えて城の調練場に案内され暫く待つ様に言われた。
信秀が勝家と信盛を伴って調練場に来ると、試合についての殺生は禁止で木刀での試合と説明された。
吉法師と万千代・蔵之介の3人は、調練場の木影に隠れて覗いていたが、清が付いて来ているのを見つけた蔵之介が「あっ清殿がいる」ともらしたが為いつ知り合ったのか等吉法師に問い詰められこの前逃げた事迄怒られるはめになった。
試合は、最初が正清対勝家。次が清一対信盛という順番になった。
試合が始まったが勝家は、胡散臭い奴に本気でやらなくても勝てると思っており手を抜いていた。それを見て正清は、勝家と言う人物が歴史で語られる程の人物では無いと判断し直ぐ終わらせるため木刀を正眼に構えて素早い踏み込みで相手の小手と面を叩き残心してつまらぬと呟いた。政秀が正清の勝利を告げると正清は、清一達の方に戻り始めたが、打たれた事に放心していた勝家は、顔を真っ赤にして未だ勝負は終わっていないと正清を後ろから木刀で斬りつけた。正清は、一歩左に避け再度振り向き様に勝家の面を打った。カウンターで入った為勝家は、脳震盪をお越し倒れてしまい仕方なしに正清と清一は、勝家を木陰に運び、城の者に任せた。
政秀が謝りに来たが、問題無いと言って次の試合を促した。
清一と信盛の試合は、何度かの打ち合いの据え清一の胴が決まり清一の勝利となった。
試合が終わると隠れていた3人が飛び出してきて、剣の修行を付けてくれと正清に言ってきた。隠れていた事について不振に思った信秀が吉法師に試合の事を何故知っていたのか聞くと、事のあらましを伝え勝家が喋った事がばれてしまった。説明の後吉法師は、再度剣の修行をしてくれと正清に頼んだ正清は、清と勝負してから決めるとして清は、強制的に試合をすることになってしまった。
吉法師とは何度かの打ち合い迄行ったが万千代・蔵之介は、瞬殺だった、正清が3人の筋は悪くない面倒を見ても良いと告げると
吉法師達は、喜び
信秀が、吉法師に中村に行っても良いが護衛を付ける事と許可を出した。
信盛が自分にも稽古を付けてくれと言い出した時には、政秀が手で顔を覆いながら「お前は、仕事が有るだろう」と呆れながら言った。
これにより以降数年に渡って吉法師達3人と休みの日は、信盛が来る事となった。
その後勝家は、勘十郎付を解かれ吉法師の護衛をする事になった。
必然的に岩田家に行く事になり正清の厳しい稽古を受けて性根を叩き直される事になった。
城下で買い物をしていた。女性陣と合流した際に、清孝がは疲れ果てており。反物や食糧・小物等が入った箱が10以上有り正清達は引いてしまった。
馬に、荷物を乗せて清一と正清は交代しながら馬を引き帰るのであった。
尚、正清と清一には織田家より月に30貫の教育費が払われる事になった。
因に、織田家の帳簿には、足軽大将として書かれている。これは、政秀の策略で何時士官しても、問題無い様にするためである。
昨日からのご指摘色々ありがとうございます。
本日頑張って地で書いて見ましたが。いかがでしたでしょうか?
吉法師は、関係無いですが、勘十郎君の死亡フラグを1つへし折って見ました。
今回は、勝家の増長を止める事が目的でした。
信行が信長に謀反を起こしたのは、勝家の武力が有ったのも一の原因じゃないかと私は、思ったわけです。はい




