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四十二話

最近前に出したキャラクターの名前が思い出せない……。

「千遥はどの駅で降りるの?」

「……んー?」


ぼんやりしていたら不意にそう言われて、気の抜けた声を返す。


電車の中は時間の割に空いていて、いっしょに座ってる状態だ。


「俺はあと3駅で降りるけど、千遥は?」

「あー、教える必要があるのー?」

「いーじゃん、降りる駅くらい。」

「あと4駅。」

「えっ!俺の家から近いね。1駅違いだ。」

「まぁな。」


そう言ってから「くぁ……。」と、欠伸をする。


「眠いの?」

「まぁな、疲れたし。」


そう言って軽く伸びをする。


「……ほらっ。」

「うわっ!」


いきなり肩に腕を回されて、永島側に寄せられる。


「何するんだ。」

「こうすればあったかいし、少し寝ていいよ。俺が降りる時に起こしてあげるよ。」

「……べつにいいよ、15分くらいだろう?その程度なら我慢できる。」

「えー、でもさー。」

「とりあえず離せ、馴れ馴れしい。」

「しょうがないな〜。」


とりあえず解放された。


「千遥はさー。」

「何?」

「兄弟っている?」

「いない。」

「へぇ、俺には兄貴と弟がいるんだよー。」

「それが?」

「………。」

「………。」

「………千遥。」

「どうした?」

「会話を続かせようよ。」

……返事したぞ?


まぁ、そっけない返しだったけどな。


「兄貴は頭が良くて、結構いい大学行ってるんだよ。」

「………。」

「弟は中学生のくせにバンドやってる。」

「そうか。」

「これ、写メだよ。」


永島はケータイを出してこちらに見せてくる。


「……ほぅ。」


2人共、かなりの美形である。


「どう?」

「両方、顔は良いな。」

「えー、でも俺が一番カッコイイでしょ。」

「そうだな。」

「えっ!」


永島が驚愕した表情でこちらを見る。


「どうした?」

「……いや、なんでもないっ……から。」


全く、おかしな奴だ。


キャラクター紹介2、3


★永島龍斗

学校の中でも美形な部類に入り、明るく人懐っこい性格で学年のアイドル的な存在。

最初は千遥には好奇心で近づいたらしい。千遥に対して結構強引なところも。

最近千遥の天の邪鬼な性格が微笑ましく感じる。

好きな物は焼肉など


★早田慶

有名私立に通い、千遥達と同学年。

容姿は永島には少し劣るが端麗で少し腹黒い部分があるが基本知的で優しい。あと空気が読める。

文系が得意で千遥の英訳ミスを指摘した。

好きな物はブラックコーヒー。



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