第76話 開拓村引き継ぎ 前編
レイ達はフローネ達と警備奴隷と鑑定スキルを持っている人達を連れて、迷宮に鍛錬を続けて1月が過ぎる、ある日屋敷に執事がやってくる
「レイさん、例の開拓村の奴隷達を受け取ってください、この頃迷宮に入る余裕が有るなら大丈夫でしょう」
執事がレイを見て説明している
「え! 必要無いではダメですか?」
レイが慌てて執事を見ている
「騎士に確認に行かせましたが、開拓は進んでません、魔物も多く村が襲われる前に受け取りをお願いします」
執事が詳しく説明している
嫌だな… これ以上奴隷が増えたら…管理なんて出来ないし… 売るにしても… 可哀想かな… 行くしかないか…
翌日馬車を準備させて、鍛えた護衛達と錬金術姉妹と4人の鑑定持ちとメイを連れて、執事と騎士とニーズドンの案内で町を出て道を進み、途中山道に入っていく。村に到着すると騎士が村人を集めている
「新しい御主人様でしょうか?」
高齢の男がレイの前に来て座り込む
「レイさんこの者がこの村のまとめ役です」
執事が説明をしている
「レイさん、早速奴隷契約を進めましょう」
ニーズドンが笑顔で言うと、騎士が列ばせて次々と奴隷契約をしていく
全員奴隷契約が終わると、奴隷達が不安そうにレイを見ている
「自分と代理の者に嘘をつく事を禁止する。行動範囲は村とその周辺までとして、勝手に出る事も禁止とする………」
レイが高齢の男を見てから全員に命令をしている。村の奴隷達は全員頭を下げている
「ではレイさん次の村に向かう準備をしましょう」
執事が微笑みながらレイを見ている
「その前にまだ契約をしてない人を隠しているな… 違うか?」
レイが村人達を見て言うと、村人達が顔を背けている
「答えるように命令だ」
レイが高齢の男を見て言うと、高齢の男が泣き始めている
やっぱり隠しているのか… 契約更新出来なければ逃げれると… 面倒だな…
高齢の男が諦めて村人に村から離れた場所や家の奥に隠した人達を連れてくる。騎士と執事が睨んでいる。 連れてこられた女性達は泣きながらレイの前に座っている。ニーズドンが奴隷契約をしていく
「本来なら重罰です。 御主人様が心が広いですから今回は許されます。次回は無いと思いなさい」
レインが村人達を見て説明をして、約束をさせてから隠れている村人がもういないのも確認させている
「レイさん、もう次の村に到着までに日が暮れます。 この村で夜営が良いと思います」
執事が申し訳なさそうに説明をしている
「ルカ、夜営の準備をさせて… レインと鑑定持ちは村人から村の状況の確認をして、エリンと護衛数人は、近くの魔物を狩ってきて」
レイが考えてから指示をすると、エリンが笑顔で護衛6人を連れて森に入っていき、レインが監視して鑑定持ちが村人達に色々聞き出している
ルカ達がスープを作りをしていると、エリンがボアを3頭持って帰ってくる
「御主人様、ボアの干し肉作りますか? ステーキにしますか?」
エリンが嬉しそうに尻尾を振ってレイを見ている
「解体してもらおう… 村人達にも食べて貰わないとね… 保存食も必要だし」
レイが笑顔でボアを見ていると、レインが村人達に解体をするように伝えて、村人達が慌てて準備をしている。騎士と執事が驚いた様に見ている
食事が終わるとレイとレインがまとめ役の家に向かう
「先程は大変申し訳ありませんでした!! 」
高齢の男が地面に座り頭をつけて言うと、後で夫婦が同じように頭を下げている
「誰の思い付きかな? あのまま契約無しで村を出ても行き着く先は地獄だとは思うけど」
レイが説明している
「それは… 私の浅知恵です… 大変申し訳ありませんでした」
「まとめ役を解任します。 新しいまとめ役は数日調査後に決めます。 村の開拓も進んでいません… 維持と言うより衰退しています」
レインが説明をしている
「解りました…」
高齢の男が了承すると、レイを奥の部屋に案内する。暗闇の中に2人の女性が裸で立っている
「本日の御主人様の御相手をさせる孫娘です… 必要なら護衛の方や騎士の方の相手も村人総出で相手させます… 」
高齢の男が説明をしていると、夫婦が少し悔しそうに見ている。2人の女性も涙目で震えている。レイは鑑定後2人の女性に近付いている
「怯えなくても良いから、服を着て休みなさい… そう言えばまだ御飯食べてないよね? まだ残っているから一緒に食べに行こうか? この人で無しじいさんは無視して良いからね」
レイが微笑みながら言うと、女性達が意味分からず立ち尽くしている
レインが夫妻に服を持ってこさせて、女性に着させてから夫妻に他の人も集めさせて、ご飯を食べるように伝えている
翌朝、次の村に向かい同じ様に集めてから奴隷契約を進めて、約束事を決めて、次の村に向かい同じ様に集めてから奴隷契約を進めて約束事を決め終わり、レイ達が夜営の準備をしている
「お母さん!!」
錬金術姉妹が笑顔で女性を見ている
「え!! 大きくなって……」
女性が涙目で姉妹を見ていると、姉妹が抱いついている
しばらくレイ達が見ている。少し離れた場所て男と子供が見ている
「紹介しないとね… 弟と妹だよ」
女性が男達を呼んで説明をしている。姉妹が子供達を見てからレイを見ている
「御主人様… 娘達を連れてきて貰い感謝します」
女性も気が付いてその場に座り頭を下げている
「錬金術は使えているのかな?」
レイが笑顔で女性を見ている
「不可能です。 道具が何も無いので… 」
女性が説明している
「道具は送るようにするから、ポーション作りをするように… 村の怪我人を減らさないと、大変だから」
レイが笑顔で説明している
「え? 使って良いのでしょうか? それでは稼ぎが少ししか増えません… 」
女性が困惑気味にレイを見上げている
「どうでも良いかな… 村の常備以外は引き取りにこさせるから… 頼んだよ… 今日は2人と話して近況でも話しておいてね」
レイが笑顔で言うと、夜営場所に戻っていく
「え? 今回の御主人様… 何を考えているの? 」
女性が呆然と後ろ姿を見ている
「凄いです。 兎に角凄い人です。 屋敷に錬金術用の部屋も用意してくれて… 兎に角凄いです!! 物凄く強くて凄い御主人様です!! フローネ姉さんとベイロース姉さんも絶賛しています」
姉妹が満面の笑顔で話していると、女性も驚いた様に聞いている
(何が何だか… 騎士の通達で御主人様が変わったのは聞いたけど… 魔物が増えている状況ですから… ポーション常備は助かりますが… )
レインと鑑定持ちが村人から話を聞いて回り、エリン達は狩りに森に入っている
「御主人様、獲物いました」
エリンが尻尾を振りながら帰ってくると、護衛達がボア3頭とグリズリーを担いで歩いてくる
「グリズリーもいたのか… 解体手伝って貰うように」
レイが笑顔でグリズリーを見ている。騎士と執事の顔が引き攣っている
(グリズリーをこんな早く狩って来るなんて… 近くにいたなら大変な事になりそうな… )




