第6話 初めての迷宮探索 後編
その後も迷宮を歩き回りモンスターをモンスターを狩り続けて迷宮を出る
「太陽と月」
レイが空を見上げている
「久々の太陽です」
レインが笑顔で見上げている
「おい!! 邪魔だ!!」
柄の悪そうな男達が近付いてくると、エリンが警戒したようにしている。レイが道を譲り男達が笑みを浮かべて通りすぎていく
絡まれるのは面倒になりそうだから、ここはすぐに離れよう
レイが冒険者ギルドに向かい、ドロップアイテムの買取りをしているカウンターの列に並び順番を待っている
「こちらに入れて下さい」
職員が箱を差し出している。レイは袋を置くと職員が袋からアイテムを確認している
「こちらの牙はどのモンスターでしたか?」
職員が怪しむようにレイを見ている
「ブラウンウルフでしたが、草原のエリアで襲われました」
レイが説明している
「え! 掃除屋を倒したのですか! 本当に?」
職員が慌てている
「肉も有りましたが、出した方が良いのですか?」
「え! それは… 買取りは致しますが… 」
職員が考えながら他の職員と相談している
しばらくして硬貨を乗せたトレイを持ってきてレイ達の前に置く
「牙は結構な価格になります。 気を付けてください」
職員が注意するように言うと、レイがトレイの硬貨を袋に入れている
銀貨が多い… 狙われるのか? 周囲を気にしないと…
冒険者ギルドを出ると、レイ達は古道具屋に向かい、レイは鑑定しようとしながら武器を見ている
あれ? この剣価値が高いけど… こっちも… 買おうかな? 2人にも剣を使って貰えば、効率も上がるかな?
レイが剣を2本持って店主に見せる
「銀貨12枚だ!」
店主が興味無さそうに言うと、レイが硬貨を出している
「御主人様、無駄使いして良いのですか?」
レインが驚いたように言う
「身を守る為にはそれ相応の武器も必要だからね… 臨時収入も有ったから… 」
レイが笑顔で言うと、レインが納得してなさそうにレイを見ている
古道具屋を出て宿屋に向かい、カウンターの女性の方に向かう
「お帰りなさい、今回は何泊ですか?」
女性が微笑みながら説明している
「これで」
レイが硬貨を出して言う
「こちらの部屋をどうぞ」
女性が鍵を出して言うと、レイが鍵を受け取り部屋に向かう
部屋に入ると、レイは買った剣を抜いて見ている
「御主人様、服の洗濯をしてきましょうか?」
エリンが笑顔で言う
「そうだね… 着替えるか」
レイが笑顔で言うと、レインが手伝って服を着替え始める
エリンが洗濯に向かい、レインがレイを見ている
「御主人様、ご奉仕しましょうか?」
レインが意を決した様に言う
「え? どうしたの?」
レイが驚いたようにレインを見ている
「どうして、御主人様は手を出そうとしないのですか? 覚悟はしているのに…」
レインがレイを見詰めて言う
「今は良いよ」
レイが慌てて言う
「何故ですか! 私では嫌なのですか? 魅力も無いのですか!!」
「レインは綺麗で魅力的だ! 嫌な訳ない」
「じゃあ何故ですか? 」
「今は迷宮探索で稼げる様になることを最優先にするつもりだ」
「私は犯罪奴隷です。 何故気にしないのですか? 興味も無いのですか?」
「え! それは…」
レイが苦笑いしている
鑑定で大体解っていると言えない… どうするか? 正直に言うか? 教えたらどう思われるか?
「御主人様、私は元々貴族です。 叔父に嵌められて奴隷になりました! 叔父はきっといつか狙ってきます。 御主人様の為にいつかは死ぬつもりです… 男も知らずに死ねと言うのですか? 」
レインが意を決して話し始める
「… レイン、知っている… 貴族だったのは… 鑑定したら解ってしまった」
レイが苦笑いしながら説明している。エリンの事も話している
「え! 鑑定!! 使えるのですか!! スキル持っていたなんて…」
レインが驚いている
「内緒の方が良いかな? 何されるか解らないから…」
レイが苦笑いしている
「御主人様の秘密は守ります…」
レインが考えてから頭を下げている
「色々なスキルに関して教えて欲しい… もしかしたら持っているかも知れないから…」
レイが笑顔で言うと、レインが知っているスキルについて説明をしている
エリンが戻ってくると、洗濯物を干してからレインと一緒にスキルの話をしている
レイは考えながらスキルが使えるか試している
空間収納か… 異空間を考えて… 広い空間… いや… アイテムボックスの様な事か? しっかり想像して… これじゃない… こうかな? 次はこうかな?
レイが集中していると目の前に黒い空間が現れて、レイが試しに剣を入れて、それから取り出している
「え! 御主人様!!」
レインが驚いて叫ぶ
「空間収納持っていた… だけど安定してないかな? 少し試し続けるかな…」
レイが笑顔で何回も試している
「凄い… 数万人に1人のスキルを持っているなんて… 」
レインが呟いてレイを見ている
「この事は内緒ね、狙われたくないからね」
レイが笑顔で言う
「え! はい! 御主人様」
エリンが慌てて言う
「勿論内緒にしますが… 御主人様は凄い人です」
レインが慌てている
「迷宮探索進められそうかな? 空間収納が安定しら沢山物を運べるし… 食料と水も多く持てれば、日数も増やせるかな?」
レイが笑顔で考えている
チートぽくなってきたかな? 強くなっているか解らないから、用心はしながら迷宮探索をしないと…




