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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第2章 冒険者生活のはじまり

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第33話 逃亡 前編

応接室で待っていると、バークレンが入ってくる

「レイさん何か有りましたかな? 奴隷が必要ですか?」

バークレンが微笑みながらレイを見ている

「実は暗殺者に狙われました… 依頼主はガメルトギア伯爵子息と言ってましたが…」

レイがバークレンを見ながら説明している

「伯爵子息からの依頼… 狙いはファーですか… 」

バークレンが考え込んでいる

(ファーが売れたのは報告したが… まさか、それで暗殺者を送り込まれたなら… 伯爵子息ではなく、王国から狙われている? ファーを狙うなら騎士団の可能性も…)


「返り討ちにした事が知られれば更に狙われそうで… どうしたら良いか」

レイが考えながらバークレンを見ている

「相手が相手ですので… ファーさんを殺しても… レイさんを狙ってくるでしょう… こうなると死んだことにして逃亡が安全策になり得ますが… 聞き込みをされてバレるのは良くないですな… 人知れず隣国に逃れるのが良いですな…」

バークレンが考えながら説明している

「冤罪で奴隷にして、安心出来なかったのか… バークレンさん」

「これは余り知られていませんが、通常のルートとは違い山越えなら隣国に抜けられます。 危険も多いですが、人知れず隣国に入り冒険者ギルド証は無くしたことにして再登録が良いと思います…」

バークレンが考えてから言うと、レイ達に装置に触れさせて犯罪者になって無いか確認してから、地図でどう山越えするか説明している


逃亡生活か… 仕方ないな… 寒いから山を越えるのも大変だからどうしよう… 食料も買い込んで空間収納に沢山入れれば良いけど…


レイ達は奴隷商を出るといつも通り、薬屋と革屋に寄り、ドロップアイテムを売ってから、鍛冶屋に寄りドロップアイテムを売り、手入れしてもらった武器を引き取り、宿屋に向かいながら食料を買う

「レイさん、今回も3泊かい?」

宿屋に入るとカウンターの女性が微笑みながらレイ達を見ている

「これで頼む」

レイが硬貨を出して言うと、鍵を受け取り部屋に向かう


「御主人様、本当に逃亡するのでしょうか?」

レインが困惑気味にレイを見ている

「それしか無いと思うけど… 他に手が有るかな?」

レイが考えながらレインを見ている

「それは… 」

レインが考えている

「エリンとアリスは解放しても良いけど…」

「御主人様最後までお供します」

エリンが笑顔で覚悟を決めて言う

「一生涯御主人様と一緒です」

アリスも笑顔で言う

「御主人様… 申し訳ないです… 全て買って貰った恩を仇で返すような事になってしまって…」

ファーが兜を取って涙目で言う

「何か生きていて困る事が有るのかな? 元々冒険者だから旅もしたかったからね… 買って直ぐだったらちょっと困っていたけど… 旅も楽しみだよ」

レイが笑顔でファーを見ている

「御主人様……」

ファーが泣き始めている


いつも通り、それぞれ着替えてからエリンとアリスが洗濯に向かい、レイは空間収納内の食料を確認している


翌日レイ達は、町中を歩き回り途中奴隷商に寄る

「レイさん食料等の必要な物は明日奴隷の馬車で…」

バークレンが説明している

「バークレンさんありがとうございます… 後これは御礼です」

レイが袋からスキル結晶を出している

「スキル結晶ですか… 買い取ります」

バークレンが少し驚いた様に言うと、店員を呼び鑑定してもらいに持って行かせる

(やはり持っていたのか… 御礼など必要ないのに… 迷惑料代わりに色々後ろ盾にはなるが… レイさんが良い人なのは… 良い人程早く死ぬのは良くないが…全てはこちらの責任だ…)

「後ポーター達には感謝をしていると伝えておいてください」

「逃亡がバレるので伝えられませんが、ポーター達の方が感謝しています… 今回は迷惑をお掛けして申し訳ありません」

バークレンか頭を下げている


レイ達は食料を買い込んで宿屋に帰っていく


翌日、レイ達は不用品を置いたまま宿屋を出て、町を出ようとする

「狩りに行くのか? 気を付けてな」

門番がレイ達を見て言う

「今日も何か狩れれば良いだけど」

レイが笑顔で言う

「頑張れよ」

門番が笑顔で見送り町を出ると、足早に森に向かい、しばらく歩いていると馬車が通り掛かる

「レイさん、少し乗せます」

ベールクが笑顔でレイ達を見ている

「ベールクさんありがとうございます」

レイが笑顔で言うと、馬車に乗り込んでいる


しばらく進み日が暮れ始めると、ベールク達は野営の準備をしている

「レイさんこちらが食料です。 レイさん達が力持ちなのは解りますが無理だけはしないでください」

ベールクが馬車の荷物を見せている

「ありがとうございます… この金貨は… 隣国のですか?」

レイが笑顔で言うと、ベールクが手紙や袋をレイに渡している

「スキル結晶の買取り価格です。 手紙は隣国の知り合いの奴隷商人です… レイさんならこの試練越えられると信じていますが、いつか再会を楽しみにしています」

ベールクが笑顔で言う


翌朝レイ達は食料を背負い森に入っていく

「御主人様、人の気配は無いです」

エリンがしばらく歩くと周囲を警戒している

「食料を空間収納にしまうから、別けて出して…」

レイが荷物を置いて言うと、レイン達が食料をレイに渡して、レイが空間収納にしまっている

「御主人様、空間収納の容量が大きくて良かったです」

レインが笑顔でレイを見ている

「こんな重さだと大変だからね… 山歩きも… 冒険も楽しみかな?…それにもう少しで暖かくなるし… 」

レイが笑顔で周囲を見ている

「御主人様、逃亡なのに楽しんでないですか?」

エリンがレイを見ている

「良い町だったけど、冒険者なのだから旅もしたかったからね… レインの水魔法にアリスの火の妖術にファーの風と炎の魔法… 水と火起こししないで済むしね」

レイが笑顔で言うと、レイン達が顔を見合わせて笑い始める

「御主人様らしいです」

アリスが笑顔で言う

「御主人様… 改めて忠誠を誓います。 命の限り御主人様の為に働きます。 何が有っても御主人様の為に何でも致します」

ファーが頭を下げている

「じゃあ鎧脱ごうか? 革の鎧に着替えて可愛い顔も見れるようにしてね」

レイが笑顔でファーを見ている

「え! かっかっかっかっ可愛い!! え! ごごごご御主人様!! ここでからかわないでください!!」

ファーが慌てた様に叫び、レイン達が爆笑している

(ファーの驚き声大きいですが、いつも顔を隠していますから素顔でポーカーフェイス出来ますか? 顔に出過ぎたら大変な事になりそうですが…)

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