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1話
え、、、何言ってんだこの人、、、歳は、、中学生くらいか?綺麗な黒髪だ。表情にはまだ、あどけなさが残っている。
「あなた、家出したんでしょー? よかったら私たちの所へおいでよ。」
「な、何でそれがわかったの?」
「こんな所でこんな時間にこんなことしてるなら家出しかないでしょ? それに私た
ちと同じ眼をしてる。」
「同じ眼?」
「あなた今、生きてる理由がわかってないんでしょ?」
「!?なんでそれを…」
「ついてきたら教えてあげる、基地にはあったかいご飯も寝床もあるわよ。」
(ついていくか…よくわかんない人だけど冷え込んできたし、このままじゃ本当に凍え死にそうだ)
「わかった…いくよ。 君、名前は?」
「春野美玲。あなたは?」
「僕は柳瀬、柳瀬 譲。」
「行くわよ、ついて来て」
シャッター通りを進むと、空きビルがみえた。つくられてかなりたっているようで、コンクリートの壁は黒く煤けていた。
「ここよ。」
階段を上がり二階のドアの前に立つ。かなり古いドアだ。
「私よ、開けて。」
ガチャ ギィーィー ドアが開いた。




