デスゲームのはじまり
皆さま初めまして。
たま武者と申します。
今回、初めて投稿小説に挑戦させていただきます。不慣れなもので誤字などありましたら遠慮なく教えて頂けたらと思いますのでよろしくお願いします。
「さて、帰るか…」
今日の業務を終わらしたケンジは帰り仕度を始めた。
ケンジは大手建設会社の営業マンである。
27歳独身 恋人は…もう3年位いないだろうか。
仕事は嫌いではないが、好きとも言えない…
本来なら建設現場で管理をしたかったからである。
「はぁ、今月もノルマまでキツそうだなぁ」
今は7月17日、既に月の半数を過ぎているのにケンジのノルマは1/3を越えた位である。
ケンジの会社では2カ月連続でノルマを達成できなかった場合は、反省文を書かなくてはいけなかった。今年になって反省文の提出を既に1回やっている。今月のノルマを達成出来なければ、見事に2回目の提出が待っている。
気が重い…。こんな時は早く帰り、酒を飲んで忘れる事が一番だと決めている。
途中のスーパーで、酒とつまみを買って自宅へと足を向ける…
自宅に着くと郵便受けに郵便の不在票が入っていた。
差出人は…「サバイバルゲーム実行委員会」
確かにケンジは趣味で仲間たちとサバイバルゲームはやっていた。
会社の休みにとある山林の所有者に許可を得てサバイバルゲームを仲間たちと2カ月に1度位のペースでやっていた。
「仲間の誰かが大会にエントリーしたのかな?」
とりあえず、郵送の再配達を携帯で手配した。
1時間後、郵便局員が再配達のため自宅にやってきた。
封筒を受け取り、郵便局員に「ありがとう」と言って玄関を閉めてリビングに移動し封筒を見ると、確かにサバイバルゲーム実行委員会と書いてある。封筒の中には1枚の紙と最新の腕時計型の携帯が入っていた。
ケンジは封筒に入っていた紙は一切読まないで時計を装着してみる。
装着と同時にコール音する腕時計型携帯…
ケンジはいきなり鳴り出した携帯にびっくりしたが、実行委員会からのコールだと思ったケンジは通話の文字をタップした。
「サバイバルゲーム実行委員会です…」機械的な音声が流れてくる。音声を聞きながら封筒に入っていた紙に目をやると、優勝者には100億円の文字が書かれていてケンジは見間違いではないかと0の数を数えてみた。
7…8…9…10…間違いない…100億だ…
しかし、よく見ると開催される日時や場所などが書かれていなかった。
ケンジは仲間の手の込んだイタズラでは無いかと疑い始めたが、携帯から流れる音声が「それではサバイバルゲームを開催します。」の言葉に合わせるように自宅の電気が消えた…
その瞬間窓ガラスが割れて部屋に煙が充満してきた。
咄嗟に身を伏せ周りを見渡すと、床に見覚えのある物が転がっていた。
「硝煙弾か…ってか、いきなり過ぎるだろ!」
慌てていたが、意外にも冷静な判断が出来ていた。
しかし、部屋に煙が充満して目を開けていられなかった。その時、数人の足音が聞こえて頭を何かで殴られた。




