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6話

2日後


教室では


「俺参上!」


「何を言っているんだ純也」


教室でふっとカッコつけている馬鹿(純也)がいた。何をしているんだこいつと思ったくらいにはなかなかアレだったぜ


「ようよう、どうなんだ?暮らしは」


「再婚してからハプニングはあったようだけどどうなんだ?」


2人が俺に質問をする

答えは


「・・・色々とあったよ」


「おっおう・・・」


「あはは・・・昔の友人の再会って大変なのかな。ってそんなことより、3人がどこにいるのかは分かったよ」


おや、知っているのか。あの3人がどこの高校にいるのかは教えてくれなかったから気になる話だ。どこかのお嬢さま学校とかじゃないかと思っているがそれはないか。あの3人の雰囲気的にあっているけど俺からしたら捕食者の目をするやべえ奴らだし


「ん?どこなんだ。教えてくれないから分からなかったんだ」


「3人ともこの学校にいるよ」


「・・・・・・それ本当?」


まさか同じ学校だったとは・・・そう言えば優香が同じ学校に三姉妹があるとかなんやら言っていたな


「まあ、仕方ねえよ。同じクラスではないから知らなくても」


「有名人ってわけじゃないのか?」


「優香が有名になりすぎて霞んでいるんだよ」


「だからなんで俺のせいなんだよ。金曜日も行っただろ」


優香は有名人なのは事実だな。このクラスの姫的な立場であるし、中身を見ない男からの告白をよくされている美女(変態)。こいつが有名じゃなかったらやばいだろこの学校という謎の信頼があるが気のせいでもない。それくらい有名になっているし、それに相応しい美貌を持っている。


裏では優香ファンクラブが存在しているとかなんやら聞いたことがある。男女関係なく、参加しているとかなんやら言っていた記憶があるが情報源は純也(エロ本好き)だから信用はまだある(ほぼねえけど)


「んでさ、俺はー」


動き止める純也。どうしたんだ?と純也が見ている方向を見ると教室に美人が入ってきた。黒髪ロングに背の高い女性が・・・こいつ!優香ほどではないが恐ろしい美貌の持つ主だ!


「おい、誰だあいつ!」


「あんな子このクラスにいた?」


「誰だよ」


「ねえ、すごく綺麗じゃない?あの子」


「他のクラスの子とか?」


「聞いたことねえよそんな噂。あんな美人がいたら噂になるだろ」


などなど聞こえるがおいおい、他クラスの生徒が入ってきたんじゃねえか。入ってはいけませんとは言われてないから別にいいが・・・ん?なんか近づいてきてないか


「いたね。優香」


優香の名前を呼ぶだと!?まさかモテ期が起きているのかこいつ!裏切り者め〜!


「お前の知り合いか?おいおい、一昨日散々俺に裏切り者と言いながら自分はあんな美人に声をかけられるなんてお前が裏切り者じゃねえか!!!!」


「いやいや、知らん知らん。あんな子と会うの今日が初めてなんだわ。誰?」


「お前でも知らないのかよ。イケメンは敵と言っている美人さんが・・・」


「お前は黙れ」


純也は黙ると言ってもこいつが素直に従うこともなく、続ける


「お前の知り合いってわけじゃないなら過去に会ったことがあるんじゃないか?」


「いや・・・・・・記憶にはない」


なら、なんでお前は呼ばれているんだよ。服装はこの学校の制服だからこの学校の生徒であることは分かる。ってことは優香ファンクラブの人間か?にしてもあそこまでの美貌の持ち主なら噂になっていると思うが・・・優香のせいで三姉妹(俺の貞操を狙う奴ら)の有名度が低いことが判明しているし、噂を信じることはできないし〜う〜ん・・・


「他の学年の先輩とか?」


「お前部活入ってねえだろ」


「それだけで決めるの!?」


「まあ、お前のことだから入るとしてもゲーム部くらいだろ」


歩いて優香の前に来る


「久しぶり、1週間ぶりだね優香」


「誰だお前」


純也、お前が言うことか?今聞いているのは優香だぞ


「酷いな。斎藤、私のことを覚えていないのかい?」


「俺は佐藤だわクソ野郎!はっ!?まさかお前・・・」


おいおい、待て待て待て待て!!


「んな馬鹿なことがあるのか・・・」


「え・・・まさかお前は・・・!」


まさかなんだがお前・・・何で姿が変わってんだ


「「「黒坂八雲!!」」」


「ふっ私のことを思い出してくれたか」


『えええええぇぇぇ!!!?』


教室中、驚愕な大声で包まれる


『イケメン野郎2号、同じクラスの黒坂八雲。クラスメイトで優香に毎日のように告白するという恐ろしい奴だ

入学時点で一目惚れしたのか優香に教室で堂々と告白、おっぱいが大きい女の子が好きという優香が付き合うわけもなく、毎日フラれている』


これが過去に俺が言ったこと。よくよく考えるとこいつの一人称は私だったな。一人称よりもどうして性別が変わってんだこいつ


「お前その姿は何だ」


「そうだそうだ!黄昏の漫画かよ!」


「黄昏の漫画って何だよ」


黄昏の漫画展開みたいなことを言うんじゃねえよ


「お前のその姿を見てびっくりだわ!優香の好きなタイプであるおっぱいのでかい女が当てはまってんじゃねえか!!!!」


「ここで暴露するな!?」


カオスな展開だがマジでどうしたんだこいつ


「ふっ私の姿に見惚れた者達よ。教えてやろう」


何を教えるんだこいつ

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