5話
三姉妹の正体(隠していない)がまさかの昔よく助けていた少女達だと判明した。いや〜まさかこんな形で再開するとは思わなかったな。予測できないことだがこれが運命であると計算されているんだろう。神による運命の操作をされているとなれば彼女達が会いたいという思いに応えたかもしれない。あくまで俺が言ったことだ。適当みたいなもんだから事実じゃないぞ
悠太『ーってことがあったんだ』
現在俺は2人と連絡していた。事の経緯を文章で説明した
優香『なんだその過去!俺にだってそう言うのしたかった!!』
純也『お前の場合も虐められると思うが?お前が数人との喧嘩で勝てるとは思えねえ〜な!』
優香『舐めんなよ小僧』
純也『誰が小僧だ。お前と同い年なんだわ』
悠太『そう言うことを優香が言っているわけではないが当時の俺は幼稚園児くらいだから忘れていたよ。10年も経てば3人が大きく成長していたから昔の少女達と同一人物だとは気付かなかった』
優香『10年もブランクがあったら分からないよね〜』
純也『お前対して変わってねえだろ。性格とか』
優香『誰のせいだよ。幼稚園からお前らと仲のいい幼馴染さんに何をやっているんですね〜まあ、そんなことよりも彼女達と会ったことがあると言うことが重要でしょ。話的にその頃は俺達いただろ』
純也『え?俺達生まれてんの?』
優香『お前幾つだよ』
10年前って言ったよな。純也はあいからずボケる。その度に優香がツッコミをしている。こいつら本当に仲がいいな。まあ、昔からの幼馴染みたいなもんだ、俺との仲歴なんて10年以上だからあれこれ色んなことがあったと思い出すが・・・そういや、あのイケメン野郎2号はどうしてんだ?
イケメン野郎2号、同じクラスの黒坂八雲。クラスメイトで優香に毎日のように告白するという恐ろしい奴だ
中学生の入学時点で一目惚れしたのか優香に教室で堂々と告白、おっぱいが大きい女の子が好きという優香が付き合うわけもなく、毎日フラれている
イケメンというのはメンタル強い奴しかならないのか?とふざけるなぁぁぁって日々を送っているがここ最近、奴が学校に来ることはない。あれこれ、テストが終わってから学校に来ていないと言うことだがグレたんじゃねえかという噂がある
優香は誰だよそいつみたいな顔で過ごしているが内心心配しているーいや、ねえか。あいつのことだから迷惑をかけている問題児がいなくなって大喜びってところだろうな
まあ、テストで赤点が多いからショックを受けているからそんな余裕はないだろ。優香は優香ってことがよく分かる。慣れだよ慣れ
悠太『ってところだな。これから貞操を狙われる可能性があると言うのは言っておく』
優香『その立場狡いぞ!悠太ぁぁぁ!!!俺と同じ隠キャという同胞じゃねえか!』
純也『男に告白されているお前が隠キャって嘘だろ』
優香『嬉しくねえよ!!!!』
純也『まあ、お前には黒坂八雲がいるからな。あいつならお前を堕とすだろう』
優香『男は趣味じゃねえと何年言っているんだお前』
悠太『お前が男にモテるからだろうな』
優香『おっぱいがでかい女の子と付き合いたいんだよ!俺は!男にモテても嬉しくねえんだよ!』
悠太『分かっている分かっている。落ち着け』
純也『そうだぞ。怒っていたら頭禿げるぞ』
優香『殺すぞお前』
怖いなおい
いつか殺されるぞ純也
純也『お前はモテることを自覚したほうがいいぜ?特に男からさ』
優香『自覚しているから嫌悪してんだろうが。男にモテるなんてクソもねえんだよ』
悠太『彼氏ができても驚かないけどな(彼女連れてきたら驚く)』
優香『ダニ!?』
純也『お前もこちら側の人間になったってことか』
こちら側の人間とは?悪ノリでやっただけだが・・・まあ、驚くは驚くけど
優香『だ・か・ら!俺はおっぱいが大きい女性が好きなんだって言ってんだろ!なんで彼女ができたら驚くになるんだろ!多様性の時代だからと個人の価値観を否定するなお前ら!』
純也『否定してねえよ』
悠太『揶揄っているだけだ。純也の場合はお前の反応を見て楽しんでいるがな』
優香『テメェ・・・明日覚悟しろ』
純也『え!?夜這い!?』
優香『殺す』
悠太『殺意高いな・・・』
スマホから殺気が漏れてあがる。スマホから殺気が出ているってどう言うことなんだい!!
純也『来いよ!姉貴が襲ってくるんだぜ』
優香『(# ゜Д゜』
純也『ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3』
悠太『やれやれ・・・』
純也は優香の地雷を踏みすぎる。毎日踏んでいるからいい加減辞めろと言いたいところだがこいつが止めた時点で何があったってなるのが見えるから止める必要はないなうん
「あいからず、平和な奴等め」
俺は大変なことが起きていると言うのによ
「ねえ、悠太ちゃん・・・スマホを見てばかりじゃなくてちょっと手伝ってくれない♡」
母さ「ママって呼んで」あっはい・・・ママの手伝いをすることになった。こっちは貞操を狙われそうだから相談していると言うのにこいつらは自由だよな。特に純也は
「ったく、相談する相手を間違ったか?」
ため息してママの家事の手伝いをすることになった