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人生詩集・番外編  作者: 多谷昇太


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ドッケンベルガー

「ドッケンベルガー」


お気をつけなさいよ、世の小父さん達。

お宅、聞いた事ない? ドッペルゲンガーって。ほら心霊用語でさ、人は死ぬ直前に自分の姿を他人の様に目にするって云うじゃない。いつもの街角で、電車の中でとかさ。

へへ、だからさ、脅す訳じゃないが、お気を付けなさいよ、世の御同輩達……。

ほらっ! 今あんたの前横切った人! あれあんただったんじゃないの……? フフフ。


電車の長椅子に掛けて車窓の冬の日差しを浴びながらゴトンゴトン揺られている。

車内はガラ空きでいい気持ちだ。うっとおしい人間共がいない。

しかし一寸前迄就職の為の気の乗らぬ面接を受けて大分苛ついていた。フフフ、一体何百回目の面接になるんだ、このお年で、自分の子供の様な若い男に……。

その不愉快さ不面目さが今暖かい無人の電車の中で、車窓の日差しに溶けて消えて行く……(無意味さに死にたくなるこの一瞬)……。そして俺は見たのだ、その時!ドッペルゲンガーを、死神を!幽体離脱した今一人の俺を。そして同時に俺は知った、奴の正体、真なる姿を、何の為に現れるのかっていうことまで……。フフフ、知りたいだろ、ご同輩? ドッペルゲンガーの正体を、死神のプロフィールって奴をさ……。


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