表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人生詩集・番外編  作者: 多谷昇太


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

10/23

シャネル五番

「シャネル五番」


シャネル五番が香る婦人のかたわらを

なんの用があるわけでもなく ときにふざけて また意味のない言葉などを発しては

つかず離れずしている少年がいる

客の婦人は少年の母と談笑しながら ときに少年にほほえんでみせ また母の手前か

ボンボンをやるように 褒め言葉などを少年にくれてやる

婦人にとって少年など ただの犬か猫 一人前になるのはいつのことかしら…でしかない

でももし この時婦人が少年の内なる思いを知ったなら?…いったいどんな顔をしたことでしょう


許されるなら少年は 婦人のうなじに顔を近づけて 間近の婦人を感じつつ

匂いを嗅いでいたかったのです そしてできるなら 

襟元のあいたワンピースから手をさし入れて その背にふれてもみたかったのです

もしそれでもなにも云わぬ婦人なら?…少年はどれほど有頂天になったことで しょう!


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ