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美人悪役令嬢は生きる為に悪役をあえて貫く  作者: イブ
2章 行動開始する悪役令嬢
23/80

23話

コレでも明日もお仕事です!


少し落ち着いた所で解散となり幹部達は帰っていく。

威勢の良いおっちゃんも居なくなり静かだ。



「クレア様は本当に平民を救おうとしているのですね」



レイチェルが急に話しかけてきた。




「私は今のままではいけないと思ったのですわ。未来を変える為に周りが変わらないといけない。なら平民も私が望んだ未来で不幸だなんて嫌ですもの」



レイチェルは微笑み頷く。




「クレア様ならやりとげますね。我々はその為の助力はしますよ」



ケイトもよってくる。

話は終わったのに何で絡んで来るのだろう?男には興味ないよ?



「クレア様、今後の予定で何か困りましたら私たちを使って下さいね」



イケメンスマイルをされてもトキめかない。やはり、前世が影響しているのだろう。と言うより、原作の事情を知ってから男に幻滅したってのが本音だ。



「えぇ、ありがとうございます。今は隣の領地のピレネー侯爵へどうやってお話しようか迷ってます」



すぐに面会が取れるか分からないのでどうやったら会ってくれるか考えてしまう。



「ピレネー様ですか。私からお話を通しておきましょうか?」



やっぱり、あの領地は辺境付近だし、ピレネー侯爵は本当に実力があり……アレ?



「ピレネー侯爵とお知り合いですの?」



「彼とはお酒を飲む仲ですね。本日も飲む約束がありますので私から伝えておきますね」



飲み友!?初めてケイトが役に立った!



「と言うよりピレネー侯爵から情報は頂けなかったのですか?」



「彼は貴族のいざこざに興味が無いですし辺境付近に居るのもそれが理由ですね。周りの貴族達は辺境故に加担しているのですがピレネー様は貴族らしい事は領地運営以外してません」



なるほど、だから、ケイトとも仲が良かったのか。



「確かにピレネー様は色々と貴族であって貴族じゃないみたいですね。冒険者で強い者なら対等に話しても問題無いですし、手助けすらしてくれます」



レイチェルもピレネー侯爵の事、好感度高いな。



「ならお願いしても宜しいですか?……あら?そう言えば足はどうするのですか?」



私が質問するとケイトは少し悩む。そして、此方へ来て下さいとカウンターの後ろのドアへ連れて行かれる。

何だろう?


中に入って見ると何も無い空間だった。



「この部屋に何かあるのですか?」



「この部屋の地下にポータブルワープと言う古代魔道具があります。それを使います」



何それ!そんな便利なものあるって聞いて無いよ!



「これは我々辺境組の冒険者とピレネー様しか知らない情報です。あの辺境の先にはこの様なお宝が眠っております」



あの辺境の先にはエルフと言うお宝が居て、魔術国である忘却の地と言う狂気もありますね。RPGでクリア後開放される場所だが必ず酷い目遭ってしまうので狂気の地と呼ばれている。クリアしてレベルが足りてなく死に戻り、ポータブルワープってのが在ったら絶対使っていたら時間短縮出来ただろうに悔やまれる。

確かあそこは古代魔道具とか普通に伝わっている場所だったから辺境にもその手のアイテムが在ったのだろう。



「見せてもらっても良いですか?」



仮に再現出来たら便利だろう。



「良いですよ。では地下に降りますね」



目の前の壁が動くと下へ繋がる階段が現れる。

降りると1匹のウサギが居た。いや、ウサギに似た何かだ。

バーテンダー見たいにベストを着たウサギ見たいなのがが丸くなって居るが生き物だろうか?



「クレア様の予想通りですよ。アレが魔道具です。いえ、古代魔道具のガーディアンです。あのウサギに行きたい場所のウサギの名を言うと空間を繋げてくれると言う仕組みです」



仲間と言う事はこの古代魔道具は複数あるのか。



「……壊れていても良いので私も欲しいのですわね」



私の呟きをケイトは聞き逃さなかったようだ。



「クレア様、壊れた物で良いのでしたらこの古代魔道具を渡しましょうか?」



「え?良いのですか?」



その提案は私にとって願ったりかなったりだ。



「実は誰もがお手上げだったのです。なので閉まっていたのです。ちょっと待っていて下さいね」



そう言ってしばらくすると一冊の本を出される。



「……これ大きな本ですよね?」



開いたら人間がすっぽり入るのではないのかと思う位でかい。



「コレをウサギが管理しているのです。中を見ましたが白紙でしたし、何も分からなかったのですが何かお役に立てるのならお渡しします」



私は本を開けると呪文が居るのに気がつく。



「……これ、まだ呪文が居ますよ?」



「え!?見ても私には何も見えません」



コレは属性持ちしか分からないとかじゃないの?



「多分ですがこの本と同じ属性じゃないと見れないのかも知れませんね。お家に持って帰って研究しても良いですか?」



「構いません!この事はピレネー様に少し話しても良いですか?きっと喜びます」



……うーん、話の内容のピレネー侯爵なら大丈夫だろうが念には念にをだ。



「構いませんが、内密にお願いします。レアな属性を持っていると知られて怖い目に遭いたくありませんので」



「分かりました!ピレネー様もそんな事はしませんよ」



1人では無理そうだから上に上がってカインとローズに離れへ一緒に持って帰ってもらった。

ケイトは明日の朝にまたピレネー侯爵との件を教えてくれるそうだ。

早くお家に戻り、マリーに癒されたい。

ワープについてのイメージがわかなかったです。

なんか、象徴的なモノを連想したらウサギと本とどこでもドアでした。

……どこでもドアは没にしてウサギと本にしました!

このワープの呪文はどうしよう。

書いていたら勝手に出てきたら考えてなかった、、、


お読み頂きありがとうございます!

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