さて準備だ
レオ、寝込みをカルサに襲われる!このままなし崩し的にカルサとゴールインか!と思った人。まだまだ甘い!二階層に強敵が出陣します
「じゃあ、打ち合わせといこう、廃墟にいつ向かう?」
ソームさんが切り出した。
「私としては、明日にしてもらえませんか?」
「何故だ?」
「魔法レベルが上がりましたので、もし出来るのなら、火の魔法を覚えようと思いまして。」
「ほう、火の魔法を覚えるのか?いいんじゃないか!」
ソームさんは押してくれたのに
「えー、レオ君、火の魔法覚えるの?闇の魔法にしなよ。闇魔法はいいよー」
「ピア!闇魔法はアンデットに効果は薄いだろうが!」
私の魔法を皮切りに、ソームさんとピアが不毛なケンカをし始めた。
「ソーム、それにピア!意味のないケンカなんぞしないで、さっさと日取りを決めてしまおう。」
なんと!あのザキアが仲裁した!
(あの事なかれのザキアが!なんかうれしい。)
他の面子も以外だったのか、目を丸くしている。
(わかるよ!マスターの私もびっくりだもん。でも今がチャンス)
「ザキアの言うとうりですよ、さっさと決めてしまいましょう。明日出発するとして、ザキア、何日位で廃墟に着く?」
「そうですね、歩いて三日という所です。」
驚きから復活して
「なら馬車で大体二日だな、馬車の準備はワシがしておいてやる。食糧往復で五日分、レオ君頼む。」
「わかりました。量が多いので、マジックバックをもっている人付き合ってもらえませんか?」
「食糧だけなら、俺が明日までに仕入れといてやる。金は後で請求するぜ。」
「ベックさん、ありがとうございます。なら明日の昼頃出発しましょうか?」
「いや、それは反対だ!昼出発だと、廃墟に着くのが、早くても翌日の夕方前になる。夜にアンデットいっぱいの廃墟はごめんこうむるぞ!」
「なら、朝御飯食べてから出発しましょうか?」
「ああ、そうしよう。」
「なら明日の朝までに、皆さん準備よろしくお願いします。」
「了解」
「「「「わかった」」よー」」
「あ、カルサちゃんはちょっと後から用がある、朝御飯食べたら、少し残ってくれないか?付き合って欲しい所があるんだ。」
「えー!とうとうカルサとデート!カルサの愛が通じたのー」
「違います!カルサちゃんも紅くならないで、魔界で魔法を覚えるの方法教えて貰おうと思って。」
「なら私がついて行こうか?私も魔法使いだし、やり方も知ってるよー」
「ダメー!僕が連れてくよ。ピアは変な所に連れて行きそう」
(((ありうる)))
なんか男性陣の心が通じた
「ならやっぱり、カルサちゃんに頼むよ。よろしく」
「よろしくされましょう」
ない胸を張っておっしゃた
仕事で大失敗!皆フォローしてくれたが、メチャクチャへこむ




