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堕ちた王子の逆襲~レアな称号を取ったばかりに~  作者: あさお
第3章  廃墟の戦い
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さて準備だ

レオ、寝込みをカルサに襲われる!このままなし崩し的にカルサとゴールインか!と思った人。まだまだ甘い!二階層に強敵が出陣します

「じゃあ、打ち合わせといこう、廃墟にいつ向かう?」


ソームさんが切り出した。


「私としては、明日にしてもらえませんか?」

「何故だ?」

「魔法レベルが上がりましたので、もし出来るのなら、火の魔法を覚えようと思いまして。」

「ほう、火の魔法を覚えるのか?いいんじゃないか!」


ソームさんは押してくれたのに


「えー、レオ君、火の魔法覚えるの?闇の魔法にしなよ。闇魔法はいいよー」

「ピア!闇魔法はアンデットに効果は薄いだろうが!」


私の魔法を皮切りに、ソームさんとピアが不毛なケンカをし始めた。


「ソーム、それにピア!意味のないケンカなんぞしないで、さっさと日取りを決めてしまおう。」


なんと!あのザキアが仲裁した!


(あの事なかれのザキアが!なんかうれしい。)


他の面子も以外だったのか、目を丸くしている。


(わかるよ!マスターの私もびっくりだもん。でも今がチャンス)


「ザキアの言うとうりですよ、さっさと決めてしまいましょう。明日出発するとして、ザキア、何日位で廃墟に着く?」

「そうですね、歩いて三日という所です。」


驚きから復活して


「なら馬車で大体二日だな、馬車の準備はワシがしておいてやる。食糧往復で五日分、レオ君頼む。」

「わかりました。量が多いので、マジックバックをもっている人付き合ってもらえませんか?」

「食糧だけなら、俺が明日までに仕入れといてやる。金は後で請求するぜ。」

「ベックさん、ありがとうございます。なら明日の昼頃出発しましょうか?」

「いや、それは反対だ!昼出発だと、廃墟に着くのが、早くても翌日の夕方前になる。夜にアンデットいっぱいの廃墟はごめんこうむるぞ!」

「なら、朝御飯食べてから出発しましょうか?」

「ああ、そうしよう。」

「なら明日の朝までに、皆さん準備よろしくお願いします。」

「了解」

「「「「わかった」」よー」」

「あ、カルサちゃんはちょっと後から用がある、朝御飯食べたら、少し残ってくれないか?付き合って欲しい所があるんだ。」

「えー!とうとうカルサとデート!カルサの愛が通じたのー」

「違います!カルサちゃんも紅くならないで、魔界で魔法を覚えるの方法教えて貰おうと思って。」

「なら私がついて行こうか?私も魔法使いだし、やり方も知ってるよー」

「ダメー!僕が連れてくよ。ピアは変な所に連れて行きそう」


(((ありうる)))


なんか男性陣の心が通じた


「ならやっぱり、カルサちゃんに頼むよ。よろしく」

「よろしくされましょう」


ない胸を張っておっしゃた

仕事で大失敗!皆フォローしてくれたが、メチャクチャへこむ

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