生き方の違い
山盛り定食食べて、死にそうになる。そこに天使登場!カルサちゃんの策にはまる
カルサちゃんが調べてたとうり、すぐ側に、大きめな公園があった。
「レオ君、ここだよ!とりあえず、その辺のベンチで休も。」
「ありがとう、カルサちゃん。」
ベンチに着いてグッタリしていると
「レオ君、ゆっくり休んで、なんなら膝枕しようか?」
なーんて聞いてきた。
「いや、いいよ。ありがとう。ひとつ聞きたいんだけど、何で私に親切にしてくれるの?カルサちゃんなら、私が何でこの魔界に来たか、調べたらわかるだろう?」
「うーーん」
カルサちゃんはしばし考えて
「知ってるけど、魔界ではあんまり関係ないし、レオ君自身頑張っているからかな。どうでもいいって思ってるよ。昔より今だよ!昔を払いのけたいなら今がんばる事と僕は思うよ。
それに、僕だって隠し事してるしね」
「え!ならあのランスは?」
「あれは、ほんとだよ。レオ君居なかったら、退去命令出てたと思うし、感謝、感謝だよ。」
「なら何でこんなにしてくれるんだ?」
「うーーん、フィーリングかな!わかんないよ!でもレオ君は好きだからそれでいいじゃない!ね!」
なんかバカらしくなってきた。でもなんか暖かった。
「カルサちゃん、わかった!もうあまり考えないことにする!」
「そだよー、僕もザキアさんも目的で繋がってると思えばいいよ。」
「そうだね。
これからもよろしく。」
「そうそう。これからも一緒に頑張ろうね。」
王子時代、利ばかり考えて今まで生きてきたが、こんな生き方もあるんだなとしみじみ思い!なんか楽しかった。
それから、カルサちゃんと一緒に公園で休憩していた。二人とも何も話さず夕方までボケーとしていただけだったが、今までの色々なものが癒された感じがした。
「じゃ、帰ろっか」
カルサちゃんが、寝ている私に手を出して、言ってきた。
その手をじっと見て
「ありがとう。カルサちゃん、じゃ戻ろうか」
その手をぎゅっと握りしめ宿に戻った。
何故かしらんが昨日の、運動会の編集中!何故ワシが‼