46話
20XX年4月5日
もう当分の間、アサリは食べたくない……
今日は柚葉ちゃんと一緒に、TTCで開催しているITFプロサーキットのW50大会を、後学のために観戦してきました。
オマケで弟の龍馬も一緒です。
ITFサーキットはWTAツアーよりも下部の大会なので、さすがに世界ランキングでトップ100位に入るような強豪選手は出場していませんでした。
しかし、現在は調子を落としていてランキングを下げているけど、元トップ100に入っていた選手はチラホラと見受けられました。
そして、3月の後半から5月の中旬にかけて、ほぼ毎週のように日本各地で開催されるITFサーキットには、日本人やアジア圏の選手だけではなく、アメリカやヨーロッパの選手も結構遠征してくるんだよね。
大会のグレードもW50とW75にW100の大会が多いから、春の日本開催シーズンは海外の選手にとっても、ポイントを稼ぐチャンスなのでしょう。
だから、下部ツアーのITFサーキットとはいえ、ランキング100位台や200位台の選手がゴロゴロと出場しているから、大会のグレードの割には出場選手のレベルは結構高かったりします。
それと、大会の開催地は毎週変わるけど、日本国内を移動するのは交通の便が良いので、それほど移動の負担がないのが魅力的なのかな?
それで、肝心の試合の方なんですけど、世界トップレベルの庭野選手とかのプレーを生で見ている私からすれば、それと比較したらランキング100位台の選手でも、私とそこまでの差はないようにも感じられました。
もっとも、さすがにまだ私が勝てるとまでは思えなかったけど、ダブルベーグルを食らうとかまでは思えなかったよ。
私も5月5日の誕生日を迎えれば14才になるので、プロツアーへの出場資格が得られます。
14才だとプロの大会には、年間で8大会まで出場が可能になります。
それと、ITFジュニアの方の大会も、年間14大会まで出場できるようになるので、プロ大会と合わせれば、年間で22大会まで出場可能になるということですね。
15才の誕生日までの一年の間に、22大会の出場ができるようになれば、どの大会に出場しようとか残りの出場可能な大会数とか、あまり悩まずに済みそうなので助かったよ。
だから、私も早くプロサーキットに出場したいな♪
20XX年4月6日
今日は松戸市内で開催された、桜まつりに行ってきました。
相方は柚葉ちゃんじゃなくて、同じ中学の同級生数人と一緒に、桜まつりを見て回りました。
柚葉ちゃんは柚葉ちゃんで、同じ学校の子と一緒に行くとか言ってました。
龍馬はお父さんとお母さんと一緒に行動することなりました。
そして、新松戸から武蔵野線で一駅、新八柱駅で降りたら、そこはもう桜まつりの会場です!
駅前を通る道の名前が、さくら通りってそのまんまの名前なんだよね。
常盤平までかもう少し先まで、さくら通りには桜並木が続いていて、この桜まつり期間中さくら通りは歩行者天国として、普段歩けない車道を人が歩けるようになっているのです。
色々な学校や団体のチームがパレードをしたり、たくさんの屋台が軒を並べているので、お祭りの楽しみである買い食いをするのにも困りません。
友達とたこ焼きやクレープをシェアし合いながら、お祭りの出し物であるパレードを見物したり、舞台会場では色々なチームの日ごろ鍛えた芸の発表を見たりと、楽しいひとときを過ごしました。
あと、チョコバナナを食べていたら、友達から「まはりの食べ方が変態的」とか言われたんだけど、解せぬ……
それと、ついついお財布の紐が緩々になってしまったので、お家に帰ってから泣く破目になりました。(´・ω・`)
でも、思い出はプライスレスではないけど、お金で買える思い出もあるということで、美味しかったし楽しかったので良しということで!
この桜まつりは、公園にシートを敷いて、お弁当を食べたりお酒を飲んだりしながら、桜を愛でる一般的なお花見をとは、また違った楽しみ方ではあるよね。
都合が付けば、また来年も行きたいなぁ。
というか、龍馬君……
特撮もののお面を被って、ピカピカと光る棒を振り回して楽しいの?
龍馬は、まだまだお子ちゃまみたいでした。
もう三年生になるのに、男の子ってそういうのが好きな子多いよねw
まあ、本人が楽しそうにしているのだから、私がとやかく言うことでもなかったか。




