表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
全員が俺だ ~6666回転生した記憶過積載者~  作者: 雨音トキ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

58/65

第58章 世界の変質

四人は砂漠を脱出した。

南へ向かう。

平原を歩く。

でも様子がおかしい。

空が暗い。

黒い雲が覆っている。

そして黒い霧。

砂漠だけではない。

平原にも広がっている。

地を這うように。

空を覆うように。

リオンが立ち止まる。

「霧が……」

カインが頷く。

「砂漠だけじゃない」

ミラが周りを見る。

「世界中に……」

グラムが言う。

「まずいな」

四人が歩き続ける。

霧の中を。

1日後。

街に着いた。

大きな街。

城壁に囲まれている。

門が開いている。

でも様子がおかしい。

街の中から叫び声が聞こえる。

怒号。

悲鳴。

四人が門をくぐる。

中に入る。

惨状が広がっている。

人々が喧嘩している。

殴り合っている。

路地で。

広場で。

店が襲われている。

略奪されている。

商人が叫んでいる。

「やめろ!」

でも暴徒が聞かない。

店を壊す。

商品を奪う。

街のあちこちで暴力。

人々が凶暴化している。

目が血走っている。

理性を失っている。

リオンが驚く。

「第二封印の崩壊で……」

カインが頷く。

「魔王の影響が強まった」

続ける。

「人々の心が侵されてる」

ミラが悲しそうに言う。

「こんな……」

その時、子供の泣き声が聞こえた。

「助けて!」

路地から。

ミラが駆ける。

路地に入る。

子供が倒れている。

男が襲いかかろうとしている。

凶暴化した男。

ミラが間に入る。

「やめて!」

篭手で男を押す。

男が吹き飛ぶ。

地面に倒れる。

でもすぐ起き上がる。

また襲いかかろうとする。

リオンが駆けつける。

剣の柄で男の後頭部を打つ。

「ガン!」

男が気絶する。

倒れる。

ミラが子供を抱き上げる。

「大丈夫?」

子供が泣いている。

「怖かった……」

ミラが優しく抱きしめる。

「もう大丈夫よ」

グラムが周りを警戒する。

「長居は危険だ」

カインが頷く。

「情報を集めて出よう」

四人が街の中心に向かう。

子供を連れて。

安全な場所に送る。

教会。

神官が子供を受け取る。

「ありがとう」

ミラが頷く。

「気をつけて」

四人が教会を出る。

酒場を探す。

情報を集めるために。

酒場を見つける。

「荒くれ者の酒場」

看板が出ている。

中に入る。

暗い。

煙たい。

冒険者たちが座っている。

酒を飲んでいる。

でも雰囲気が重い。

四人が席に座る。

酒を注文する。

隣の冒険者が話している。

「北の王国で内乱が起きたらしい」

別の冒険者が答える。

「ああ。王族同士で殺し合いだと」

また別の冒険者が言う。

「南では魔物が街を襲ってるらしいぞ」

「東の帝国も大混乱だ。軍が暴走してる」

グラムが聞く。

「残り時間は?」

リオンが答える。

「100日……」

カインが拳を握る。

「世界が崩壊し始めてる」

リオンが頷く。

「最後の封印を守らないと……」

ミラが聞く。

「海底神殿はどこ?」

リオンが答える。

「南の海。深海にある」

グラムが立ち上がる。

「急ごう」

四人が酒場を出る。

街を抜ける。

南門に向かう。

街では火災が起きている。

建物が燃えている。

暴動が続いている。

人々が叫んでいる。

悲鳴が響いている。

空が暗く染まり始めている。

黒い霧が濃くなっている。

四人が南門をくぐる。

街を後にする。

南へ向かう。

海へ。

海底神殿へ。

リオンは思った。

『100日……』

『それまでに最後の封印を守らないと……』

『世界が……』

『終わる……』

決意を固める。

四人が走る。

南へ。

時間がない。

世界が崩壊している。

魔王の影響が広がっている。

でも諦めない。

最後まで。

希望を持って。

四人で。

一緒に。

世界を救うために。

走り続ける。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ