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夢と剣の狂騒曲  作者: ぴんぞろ
第一章
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2/2

第二話 ダンジョン

『それではゲームを開始します』

その言葉と同時に空間が眩まばゆい光に包まれた


始まりの街 ファストタウン


目を開けると現実とは違い、雲ひとつない青空が広がっていた

「…ここは…へぇ、ファストタウン…ここが一番最初ですよ感がすごいな…」

と、カイトが言う

「そーだな…てか、それよりさ、何か…人数少なくね?」

と、タケルが指摘する

「…あれ?ソーマ?ソーマ!?……居ない…」

いつもならここで何か話してくるソーマがいないことにカイトが気づくと

「ま、まぁ、ソーマならきっと大丈夫だ」

そうタケルが言い

「まぁ、ソーマだしな、納得できるわけでは無いが、信頼はあるし、大丈夫だろ」

そうカイトが言った

続けて

「そんじゃ、ステータスの確認だ………(あれ?これってどうやって見るんだ?聞いとけば良かったな…)なぁ、タケル、ステータスって…どうやれば良いと思う?」

するとタケルは

「……念じる…かな?」

カイトは呆れて

「……ハァ…まぁ良いや、やってみるか…(出てこい…ステータス…こい…ステータス…)」

ピコン

「え、出た」

するとタケルが

「え、出たの!?」

カイトの目の前にはこのように表示されていた


カイト:ステータス

Lv.1 HP54 MP36

STR 60

VIT 3

AGI 80

DEX 10

INT 98

武器:かたな無銘むめい蒼河そうが

装備

普通のシャツ、普通のズボン

普通の靴

スキル

速攻スピードアタッカー


これを見てカイトは

「これが強いのか弱いのか…分からん…」

そう言った

するとタケルは

「まぁ、Lv1にしては高いんじゃ無いかな?」

そう言ってタケルもステータスを出したようなのでそれを読み上げた


タケル:ステータス

Lv.1 HP97 MP10

STR 24

VIT 70

AGI 30

DEX 12

INT 62

武器:かぎ鋼爪こうそう

装備

普通のシャツ、普通のズボン

普通の靴

スキル

危機クライシス・察知パーセプション


「く、くら…はぁ?」

タケルは困惑した

「ま、まぁ、危機察知なんだろ?それなら強そうじゃんか」

そうカイトが言った

「いやまぁ、そうなんだろうけど、こう、何というか…具体的な効果が知りたいんだよな…」

そう言いながらタケルは"危機察知"と書かれている所に触れた

ピコン


危機クライシス・察知パーセプション

致命傷となりえる攻撃のみ

オートで回避が可能となる

クールダウン 15分


「チーターじゃねぇか!」

と、カイトが大声を上げた

「強いな…普通に…ところでお前はどうなんだ?」

と、タケルが言った

するとカイトが

「あ、あぁ、ワンチャン最強になり得るからな、お前みたいに」


速攻スピードアタッカー

STRとAGIが倍になる


「え、つまり…えーと………120に…160…」

カイトが言うと

「あれ?まだLv.1………チーターじゃねぇか!」

と、タケルが言った

「え?STRが120でAGIが160………確かまだLv.1……あれ?????」

カイトが困惑する

「これは敵なしですな…」

タケルが言うと

「まぁいいや、とりあえず探索しようか」

そうカイトが言った

続けてタケルが

「そーだな」

と言い一時間ほど探索し、二人は路地裏に入り込んでいた

「…一時間は経ったか?特に変わったことは無いが…飲食店があったり、雑貨屋に武具屋、大して変わったことは無いが………っ!?」

カイトは突然言い淀んだ、そしてカイトの視線はタケルの後ろの"何か"を見ていた

「?…どうしたんだよ、カイト後ろになんかあんの……か……!?」

タケルもそれを見た

「こいつは…扉…?こんなものさっきもあったか?」

カイトが言うと

「いや、なかった…これは…何だ?」

タケルが言った

続けてカイトが

「こりゃ何だ……」

ピコン


ダンジョンに入りますか?

  yes    no


「そりゃまぁ"yes"だよな…タケル…」

「あのなぁ…命がかかってんだぞ…まぁ、でも、折角の機会だし楽しまなくちゃあなぁ…」

「お主も悪よのぉ…じゃ、行くぞ、タケル」

「あぁ」

そう会話を交わした後

ガコッ

扉ではなく地面が開いた

「「なんだよ〜〜〜!!!」」




バシャァン……

「いっっっ!!!」

「ぐぇっ!!」

二人は情けない声を出して水に落ちた

「うぇ…なんだ?ここ…」

カイトが言うと


隠しダンジョン 〜地下水道に巣喰う者〜


「隠しダンジョン…地下水ど……アッ…まさかこの水って…」

カイトが言うと

「まさかな…ハハ…」

そうタケルが言い

「汚水…マジか…」

カイトが言い、二人は足早に通路と思しき場所に上がった

「はぁ…汚ねぇ……お?あれ…スライムか?」

と、カイトが言うと

「えマジ?よし、俺がやるから見てろよ…オラッ!」

スライムを倒した!タケルのレベルが上がった!タケルLv.2

「おぉ、レベル上がった!」

「マジ?俺もやるか…さて…次なる獲物は…おっ居るじゃん…フンッ!」

スライムを倒した!カイトのレベルが上がった!カイトLv.2

「おぉ…!ゲームっぽい…!」

「カイトくん大興奮だねぇ…」

「あ!あそこにも居るぞ!」

「待て!俺のもんだ!」

二人はスライムを倒し続けた

数十分後…

「さてと、確か二人とも新しい技を覚えて…今のレベルは…6か…まぁ、たかがスライムだしな…お前は?」

とカイトが言い

「5レベだ、まぁ相手はスライムな訳だし…」

そうタケルが言い

「っと、この扉なんだ?」

そうカイトが言うと

「次の階層への扉的なやつじゃねぇか?」

と、タケルが言った

「まぁ見ればわかるさ」


ボスの間に入りますか?

  yes   no


「ここまで来たらやるしか無いだろ」

「もちろんだ、カイト」

「行くぞ…」

ギギィ…

扉が開かれた

「何だ…どこだ…?」

カイトが言うと

「よく来たな貴様ら!」

謎の声が響く

「何だッ!」

そうタケルが言う

「我は人の体を持ち高貴なる牛の頭を持つミノタウロスである!」

その瞬間部屋が明るくなった

刹那、ミノタウロスの突進が二人を襲う

カイトは危な気もなく躱すも、タケルは突進をモロに食らってしまった

「ッッッ!!!死亡履歴…まだ無いな…よし…無銘=蒼河…青之閃撃ブルースタァ!」

「グァァァ!!……ふはは…今のは中々効いたぞそこの剣士よ…貴様の見事な剣技に敬意を表し、この我も本気を出させてもらおう…!喜怒哀楽きどあいらく喜之式きのしき喜乱撃きらんげきッ!」

するとタケルが

「……かぎわざ…」

「よせ!!」

カイトが慌てて言うも虚しく

ずは貴様か?!死に損ない!」

「ッッッッッッ!!!」

スキル 危機クライシス・察知パーセプション発動!

タケルはミノタウロスの攻撃を躱し、技を放った

らん!!」

「グァァァァァァァァァァ!!!」

ミノタウロスは塵となって消えた

カイト、タケルはミノタウロスを倒した!ふたりはそれぞれ3レベル上がった!

カイトLv.9 タケルLv.8

「お前なぁ…余計な心配させんなよ…」

そうカイトが言うと

「悪かった…まぁ、これで倒せたし…外に出よう…」

そうタケルが言った

するとカイトが

「あぁ……あれ?何だ?」

カイトはそこに落ちていたあるものを拾った


ミノタウロスの堅角けんかく

ミノタウロスの頑丈な角

装備の素材になる


「素材か…いいもんゲットだぜ…」

「じゃあ行こうぜ、カイト」

「あぁ、今行く」

二人はダンジョンから出た

「さて、いきなり大冒険だったな、タケル」

「あぁ、疲れたなぁ…てか、なんか…空…紅あかくね?」

「空が…紅あか…もしや…今日の夜なんかあるかもしれねぇ…」

「何かって?」

「そりゃまぁ、災厄だよ、モンスターによるね…」

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