プロローグ
初投稿作品です!
長い目で見てもらえたらと思います
m( _ _ )m
__死ね死ね死ね死ね死ね
死んでいるモンスターに何度も何度も何度も何度も剣を突き刺し切りつける。
血が飛び散り、服は返り血でびっしょりと濡れている。
それでもカナはその行為を止めようとせず更に数分間続けていく。
「はぁはぁはぁ………まだだ」
カナは血で染まった両の手を爪が肉に食い込むほど握り締め、剣を強く握りなおす。
カナは未だに数十のモンスターに囲まれているが一向に飛びかかってくる様子はない。
それもそのはずだ。
先程滅多刺しにしたモンスターはこの階層のボスモンスターだった。自分達のボスが無残な肉塊に変わる姿を見ていたモンスター達は本能でわかっていた。すなわち
__近づいたら死ぬ
と。
いつまでも襲いかかってこないモンスターに先に痺れを切らしたのはカナの方だった。
既にほとんど感覚の残っていない身体を無理矢理に動かしてモンスターを駆逐する。
後に残ったのは無残な死骸の山と
全身を血で染め上げただ呆然と立ち尽くすカナだけだった。
__前見えない…。邪魔だな
首を左右に振り血を振り落とし視界を確保する。髪をバックにかきあげ、握り締めた剣を見つめる。
べったりと付いていた血がみるみる無くなっていく。
__まだこれじゃあ足りない...
血が完全になくなると剣を鞘に戻し、自分の四肢を鞘で叩く。
感覚のなかった両腕両足に痛みが走る。感覚が戻ってきた。
「待ってて『カナ』…」
約束する。絶対にあいつらを_
「お前と同じところに送ってやるから」




