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勇者とプレイヤー  作者: 雪瀬ゆの
8/9

第8話 母を訪ねて徒歩10分

episode8


なんとか、たどり着いた勇者と姫。


そこには、なんてことのない、よくある感じの住宅街が並んでいた。


ここにいったい、勇者と姫の両親はいるのだろうか......?


勇者と姫は、その住宅街を歩き出す。


ゆっくりと、一軒ずつ、表札を見て、自分の親を探す。


やってる僕の方の感想からすると......勇者のくせして探し方が地味すぎるだろ、と思う。


探し始めて徒歩10分......二人の家は無事見つかった。

......まさかのお隣りさん!


そのまま、何の躊躇もなく、家に入る。


勇者&姫「ただいま!」


きっと、おかえりなさいという返事があっただろう。

家に無事、帰ってくることが出来た。

これにて、ハッピーエンド!


......しかし、まだもう少しだけ終わらない。


その日の夜......二人は町の見晴らしのいい場所にいた。


姫「帰ってこられて本当良かったね。安心したよ。」


勇者「あのおじいさんに会ったときはどうなることやらと......」


姫「あ!流れ星!」


しばらくして、二人はこれからについて話し始めた。


勇者「俺ら、これからどうすればいいんだろ。」


姫「そんなの決まりきってるでしょ!私たち、結婚するんじゃなかったっけ?」


勇者「え?あれ、でも、なんか、初めてじゃないような気がする......こんな話するの。」


姫「私も、初めてじゃないような気がして言ったんだよ?」


なぜか、勇者と姫の頭にはゲームオーバーになったバッドエンドの記憶が脳裏に浮かぶ......。


なぜかは分からない。なぜか......。


その2ヶ月後、二人は結婚をした。


そして二人は、夢のマイホームも買って、そして、幸せな人生を送ったとさ。

めでたし、めでたし。


そして、10年後......。


続く。


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