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勇者とプレイヤー  作者: 雪瀬ゆの
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9/9

最終話 10年後と40年後

episode9


姫「起きなさい!仕事、遅れるよ!」


勇者「ごめんなさい、起きます。」


姫「朝ご飯、早く食べちゃって!片付けられないから、早く!」


勇者「分かったよ。あぁ、眠たい。」


そう、10年後、勇者と姫は結婚していた、それはよかったけど、姫は半分鬼嫁になっていた。


姫「さっさと行きなさい!仕事!」


姫「でも、行ってきますのキスはお願いね。今日も夕方晩ご飯作って待ってるからね。」


良かった。10年経ってもそこは変わってなくて。


それよりか、40年後、とても困ったことが起きた。

勇者自身には子供がいないものの、知り合いの小さな孫が訪ねてきたのだ。


子供「ねぇおじいちゃん、最近、テレビのニュースでやってたんだけど、あの魔王を倒した勇者さんがいるんだって。そういえば、おじいちゃんって昔勇者さんだったんでしょ?何で魔王を倒さなかったの?まさか、倒せなかったわけじゃないよね?元々は強い勇者さんだもんね?」


う~ん、困った。

魔王を前にして怖くなって逃げた、だなんて知り合いの子供になんてこの状況からして言えないしな......。それに恥ずかしいし。


どう言えばいいんだろう......。

あっ、そうだ。これなら差し支えないか......。


勇者「わしは、体が強くなくての、ちょっと他の人より病気がちでの、魔王を目の前にしたが戦えなかった。でも、今、倒されたんじゃの......。」


子供「ふーん、そうだったんだ。」


気にしたくせにもう少し感心を持ってくれよ......。


そう思いながら、プレイヤーである僕はモニターを見ていた。が......


車内アナウンス「まもなく、終点東京、終点東京です。車内にお忘れもの、落とし物などなさいませんようご注意下さい。」


......東海道新幹線の終点だ。寝てるお母さん起こして、荷物整理しないと。


名古屋辺りで食べたたこ焼きの箱とか肉まんの袋とか散らかしてるから早くまとめないと......!!お母さんにばれたら怒られるよね、絶対。


あ、あとカメラ。降りたらこのN700系ひかりと次乗るE5系はやぶさ、撮っとかないと。


さぁ、東北新幹線で仙台まで帰らないと!

......ちょっと、東北新幹線の車内販売楽しみ。

何がやって来るかな?


あのゲームは、ラスボスからハッピーエンドまでが長い不思議なゲームだったなぁ。

そして宮城・仙台までの帰路に着くのだった......。


終わり。

最終回まで読んでくれた皆様、本当に本当に、ありがとうございました!

ついに、完結です。どうも、作者のharutoです。

本当に短い間でしたね。約1ヶ月です。

それでも、僕はその間楽しい生活を送ることができました。

もともと、生き甲斐のなかった僕に、小説という生き甲斐ができたのが、本当に嬉しいくらいです。


新作は鋭意制作中です。近日公開予定です。

以上、harutoでした。またね!

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