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異世界転移者、魔剣を携え旅をする~魔法が使えないけど、愉快な古代遺跡(生)物たちが助けてくれるので問題ナシです  作者: サエトミユウ


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第23話 今後を思案してみた

 ビーネさんの案内で大型倉庫みたいな場所に着いた。

 連絡していたのか、続々と人が集まってくる。

 そして、浮遊車から降りた俺たちに歓声を上げている。

 ビーネさんは、集まってきた部下に指示して、魔法や魔道具を使いつつさまざまな検証を行う。

 動かすのは俺だけど。


 まず、前側乗車部分は人が増えれば拡張されて伸びる仕様だった!

 だけど、基本は前二人席後ろフラット一席で、人が増えると後ろにフラット席が増えていく。ただしドアは基本の部分のみで増えた席は後ろの謎空間に食い込んでいく感じだ。横を向いても外の景色は見られない。

 ドアはガルウイングなのだが、ルーフを開けられオープンカーになるという! マジかよゼロエロ先に言えー!


 後半部分は居住空間。魔法で拡張されているので広いしフツーに家と同じだ。でも、こっちのテントもそんな感じ(ほぼ家)なので俺以外驚かなかった。

 ただ、トイレやシャワー(ちなみにこっちのシャワーは光の粒みたいなので、浴びると汚れが綺麗さっぱり落ちる上に濡れない)が完備されているほか、クリーニングボックスがある。服を入れると洗濯乾燥シワ伸ばし、果ては補修までやってくれて、きちんとハンガーに吊されて出てくるすごい魔道具だ。

 クリーニングボックスの魔道具は存在しないらしくて、群がって検証し始めた。


 オートクッキングの魔道具もある。材料を食材ボックスに入れておいて食べたいもののボタンを押せば出てくるらしい。

「これは画期的だわ!」とかラクシャリーさん(なんでか知らないけど参戦している)が喜んでいたけれど、俺はちょっとなぁ……。

 俺、作るの嫌いじゃないし、そこまでする必要あるか? って思った。


 それ以上に驚かれたのが、ゼロエロが説明したボックスについての内容だ。

『こういったボックス系は、連結ができるのじゃ。つまり、お主の持つ〝タロウ〟と、コヤツの荷台と、クリーニングボックスと、食材ボックスはすべて連結できて、タロウに詰めたものがクリーニングボックスに送られたり食材ボックスに送られたりできるのじゃ』

 へー! それは便利……なのか? わからん。

 他にもいろいろあったけど、飽きてきてあんまり聞いてなかった。


 謎部分はゼロエロが補足説明しつつ、だいたいの検証が終わった。


「うむ! さっそくの協力を感謝する。非常に有意義な時間だった」

「そりゃ何より」

 ようやく終わったか。飽きて途中でベッドで寝ていた。

 俺は起き上がると軽くストレッチして、放置していたゼロエロを回収した。

 得意になって解説していたのでそこら辺に立てかけておいたんだけど、特に問題はなかった。

『……お主! 我がせっかく説明してやっていたのに我を置いて寝ているとは何事じゃ!?』

 とか叫びながら腰にひっついてきたけど。

 放っておいても動けるんだから放っておいてよくないか?

 とか考えながらタロウと釘バットも回収する。


 俺と一緒に歩いていたビーネさんが笑顔でくやしがった。

「まだ試していない機能があるが、その時がこないと使えないのが非常に残念だ」

 ふーん。

「その時って?」

「襲撃だ」

 ふーん。

「襲撃なら……」

 俺がしてやろうか、って言おうとしたら、

「いや、遠慮しておく」

 って、皆まで言わせずビーネさんが被せてお断りしてきた。


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みなまで言わせずww
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