0. どうしてこうなった?
作品の雰囲気がより伝わりやすくなるよう、
冒頭に短い導入話を追加しました。
まずは「どうしてこうなった?」からお楽しみください。
目を覚ますと、ベッドの端に腰掛けた美少女が、
僕の顔を覗き込んでいた。
赤い髪。
赤い瞳。
整いすぎた顔立ち。
そして、なぜか当然のように、
僕のすぐそばで微笑んでいる。
「おはようございます、マスター」
……近い。
近い近い近い。
「昨日はよく眠れましたか?」
眠れるわけがない。
「今日中に二人部屋に移るからな」
「そうですか?
私はこのままでも構いませんが」
いや、僕が構う。
「私はマスターの剣として、
常に肌身離さずお側にお仕えする義務がありますので」
そう言って、
彼女は柔らかく微笑んだ。
惚れてまうやろ!?
……いや、待て。
相手は神剣だ。
思えば、
異世界への第一歩からしておかしかった。
月明かりの森。
手には神剣。
そして僕は全裸。
ようやく服と宿を手に入れたと思ったら、
今度は美少女の剣が離れてくれない。
どうしてこうなった?
話は少し前にさかのぼる。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
本話は、作品の雰囲気をより分かりやすくお伝えするため、
新たに追加した導入話です。
次話から、マコトがなぜこんな状況になったのか、
少し前にさかのぼってお話ししていきます。
続きが気になりましたら、
ブックマーク・評価などで応援いただけると励みになります。




