愛莉1話
衝動のままに書いた
高校に通う少女、宮野愛莉。
普段は物静かでアニメが好きな少女。
彼女もまた、ホテルに導かれた。
「なに、これ・・・?夢・・・?」
いつも通りの日課を終わらせ、自室に入ったところで、自分が見知らぬ場所に立っていることに気付く。
薄暗い森の中の少し開けた草原に立っていて、目の前には大きなホテルが建っていた。
「うーん。・・・夢かな」
愛莉は早々に夢と判断して、ホテルの中に入っていく。
「新しいお客様ですね。いらっしゃいませ」
ホテルの受付台の中で暇そうに本を読んでいたメイド服の少女が愛莉に気付き、ホテルの説明を行う。
「では、これがお客様の鍵ですね。4階です。案内しますね」
メイドの少女は愛莉の手を引いて4階の部屋まで案内する。
「こちらの部屋ですね。では、お楽しみください」
メイドの少女が扉を開けると、そのまま一礼をして戻っていく。
残ったのは愛莉と、光り輝く扉の中。
「滅茶苦茶怪しい、けど。夢だからいいか」
どうせ夢だし楽しもう、の考え方で警戒心を殆ど抱かず、躊躇せずに光り輝く扉の中へ入っていく。
「ん・・・?どこ、ここ?」
扉の中に入ると、愛莉は壁も床もコンクリートでできた薄暗い通路に立っていた。
「え!?何この格好!?」
先ほどまで寝間着を着ていたはずが、愛莉の服装はアニメに出てくる魔法少女のような姿になっていた。
『魔法少女の侵入を確認!戦闘員は迎撃せよ!』
天井のスピーカーからそんな音声が流れると、通路の奥から如何にもザコ戦闘員といった風貌の女性たちが走ってくる。
「なるほど、そういう設定の夢か・・・。どうやって戦えばいいの?私」
とりあえず適当に手に持っていた杖を振ってみる。
「えいっ!」
すると杖の先端からビームのようなものが発射され、戦闘員を蹴散らす。
「つよっ」
ザコ戦闘員を蹴散らしながら先へ進むと、大きな広間に辿り着く。
「いかにもボス戦って感じの場所・・・」
「ようこそ、よくここまで来たね」
部屋の奥から、如何にも女幹部といった雰囲気の少女が現れる。
「えっ?ユリちゃん!?」
その姿と声は、愛莉が一番好きなアニメのヒロインのユリに瓜二つだった。
「でもコイツを倒せるかな?出でよっ!」
ユリが腕を振り上げると、突然大きな異形の生物が現れる。球体の体から触手を何十本も生やした生物。触手の先端は人の手のような形になっている。
「えっ、キモッ。いや、昔見たアニメにこんなヤツいた気がする。うぇぇ・・・、実際に目の前にいると結構キモく感じちゃうなぁ・・・」
若干引き気味の愛莉を気にも留めず、異形の生物は触手を伸ばしてくる。
「早ッ!?ちょっ、えいっ!」
先ほどと同じように杖を振るが、今度は気の抜けた音と煙だけが出る。
「あれ?」
「魔力切れよ。あんな強い魔法を考え無しに撃つからこうなるのよ」
「知らんが!?都合よすぎない!?」
動揺している隙に異形の生物の触手が手足に絡み付き、拘束される。
「うわっ、ちょ!?何何!?何する気!?」
「魔力が無ければ怖くないし、こうなってしまえばあなたもただの少女・・・。今までのお礼をたっぷりしてあげるね」
ユリが怪しく微笑み手を上げると、異形の生物の触手が指のような部分を愛莉に見せつけるように蠢かせて見せる。
「まって、まさか・・・」
メイドの少女は「欲望を叶える」と言っていた。愛莉は、アニメのヒロインが現実に存在しないモンスターの触手にくすぐられるシーンを見て、秘かに「いいな」と思っていた。
「そのまさかだよっ」
ユリが指を鳴らすと、触手が一斉に愛莉の体をくすぐる。
「ふぇっ!?やっ!あーっはっはっはっははははは!や、やだっ!くすぐったぁっ!あっはっはっははは!」
愛莉の腋からお腹まで、服の上からたくさんの触手が器用に指を動かしてくすぐってくる。
「あぁ~~~っはっはっはっははは!やめぇっへっへっへへへ!」
「ここまで暴れてくれたぶん、たっぷりくすぐってあげるね」
「やっ、やぁぁっはっはっはっははははは!」
服のおかげで多少は軽減されているが、触手の数が多くこらえきれないくすぐったさが襲ってくる。
「あぁっはっはっははははは!たす、けっ!あはっ!はぁっはっはははは!はぁーっ!はぁーっ!」
突然、触手のくすぐりが止まる。
不思議に思っていると、触手が愛莉の足を持ち上げ、器用に靴を脱がす。
「えっ、ちょっとまって・・・!」
抵抗できず靴下まで脱がされると、ユリに差し出す様に、ユリが触れやすい高さまで持ち上がる。
「可愛いあんよ・・・。ふふっ!」
ユリの両手が、愛莉の両足の裏をこちょこちょとくすぐる。
「やっ!んっふふふふ!やめっ!・・・・んっふっふっふふふ!」
数が少ないので、先ほどの触手よりも刺激は弱いが、それでもくすぐったいし、何より好きなキャラが自分の体をくすぐっているという状況が愛莉の心を乱す。
「あはっ!やっ!んんっふっふっふふふふ!」
「頑張るねぇ~。じゃ、これはどうかな?」
ユリが一旦手を止めて指を鳴らすと、異形の生物の触手がヌルヌルの粘液を分泌し始める。そしてユリはそれを手に取って、愛莉の足に塗る。
「んんっ!?んふっ!ふぅっふっふっふっふふふ!」
「これだけでもくすぐったい?でも、ここからが本番だよ」
優しく撫でるように手を動かして粘液を足に塗っていくと、突然指を立てて思い切りくすぐる。
「ふひゃぃっ!ひっ!ひゃぁぁっはっはっはっはっはははははは!」
その瞬間、愛莉の体が大きく跳ねる。
「あぁっはっはっははははは!だめっ!やっ!やぁぁっはっははははははは!」
「もう限界?なら、一気に追い込んであげる」
ユリが指を鳴らすと、止まっていた触手が再び動き始める。粘液を纏ったまま。
「んやぁぁぁっはっはっははははははは!むりっ!こんぁっはっはっははははは!」
粘液を纏った触手とユリの手が、愛莉の全身をくすぐる。
「あっ!あはっ!はぁっ!あぁ~~~っはっはっはっははは!くすぐったぃぃっひっひひひ!」
「あれだけ厄介だった魔法少女も、こうなっちゃえば思いのまま!ほらほら、も~っと笑って!」
「やめっ、やめてぇ!あぁっはっはっははははは!息っ、やばっ、あっ、あぁ~~~っはっはっはっははは!」
愛莉の意識はここで途切れた。
目を覚ますと、自分の部屋で、いつもの寝間着で、いつものベッドの上にいた。
「うっ・・・眩し・・・」
目をこすって体を起こす。
「すごい、ヤバい夢を見た・・・」
好きなキャラにくすぐられた感触が、ハッキリと思い出せる。
気持ちを切り替えようとベットから起き上がると、普段勉強に使っている机の上に見慣れない物があることに気付く。
「えっ?」
それは、メイドの少女に渡されたホテルの鍵だった。
「なんで?えっ?夢じゃないの?」
色々と考えを巡らせるが答えは出ず、部屋の外から朝ごはんができたから来い、という母親の声が聞こえて来たので、あとで考えようと部屋から出る。
メインの方のネタが全く浮かばなかったので・・・
超かぐや姫!とぽこポケとスレスパ2に時間を溶かされ続けている。




