第12話 スネーク、第一村人と接触ス
麻袋を背負い歩く事三時間。
集落と呼べる様な場所にでる。
疎らに建つ家は木造、そのどれもが質素だ。
中に入る土壁もあるが現代日本の技術水準から視れば低い。
一軒だけ煉瓦造りの家も有った。
畑で作業をする農婦の姿を確認する。
作物はキャベツだろうか。
農作業用の痩せた牛、小屋の周囲で草を食む山羊。
更に歩いて行く。
広い場所には羊が十数頭放し飼いにされていた。
「羊、羊毛。ン〜欲しいけどまず連れて帰れないよな。」
羊の首に縄、原付で引く姿を想像する。
メェ~と悲しげに鳴く羊迄想像し吹いてしまった。ついドナドナドナ~と口ずさむ。
更に歩いて行く。
木造の簡素な家の前で二人の老女が長椅子に腰掛けおしゃべりをする。
ここは行くしかあるまいて!
「こんにちはぁ〜。」
朗らかに、かつフレンドリーに 笑顔でヨシ俺!
「はい はい」「はい はい はい」
人の良さそうな老婆二人、揃って返事を返し顔を上げ男を見た。
「あんれまぁ〜珍しいええ男やねぇ〜 WILDすぎるけど。」
「あんれまぁ〜 毛皮がWILDすぎるけど。珍しいやねぇ〜 ええ男やん?」
( °д ゜) え?
あ?察したかも?
ワイ 自称 フツメン 此処までで出会った村人全員女性な件。そして鬼人族も女しか見てない件
来ちゃった?来ちゃった?男女比極端異世界!?
イージーモードデスやん(*´ω`*)
「兄ちゃん、白湯飲む?」
本当に若い男が少ないのだろうか、見知らぬ男に対して妙にフレンドリー老婆二人は長椅子の両端へと座る直し、男に椅子と白湯を勧める。
「ありがたいです。調度体が冷えてたんですよ。それも女性御二人に囲まれてだなんて。」
昔の稀人であれば決して言わなかっただろう言葉が口からポロポロとでた。
現代日本やとセクハラで訴えられるんやで
THE( °д ゜)理不尽
これは!これは!大阪のおばちゃんや!ワイは関西人に成り切るんや!ほんまは東海人ですがwww
兄弟、娘達の為に営業するんや!!
男は訳の解らない暗示を自身にかけ情報収集に臨む。
故意によっこらしょ、と掛け声と共に椅子に腰を下ろす。
木製の椀受け取り、礼を告げ一口飲めば、温まります、と当たり障り無く感想を告げる。
お二人共、お優しいですね、と褒める事を忘れない。
会話と共に観察する。
椀は木製、ヤカンは銅製、二人の服は羊毛と麻、ともに染色無く高級品には見えない。
「お兄ちゃん、いい男やしWILD過ぎるし、あれやろあれ?」
「あれですか?」
問われマレは大仰に首を傾げてみせる。さも分かりませんと身振りで示す。
「あれや、王都の夜の高級なお店で働いてるんやろ。」
え?うはッ!?オレモ今日からNO1ホストww
テラ無理スwww
巫山戯た思考と並列し男の耳は王都の単語を拾い脳が処理していく。
「残念ながら違うんですよね。はぁ〜王都の綺羅びやかな夜の男ですか〜憧れますね~。」
「そうけ?」
「いやいや、お兄ちゃんなら売れっ子間違いなしや、なんてったってWILDやしな!」
老婆二人、WILD WILDを連呼する為、王都では野性的な男が流行りなのかと悩むマレ。
違うんや、ホントのワイはダラダラ引き籠もりたいキモオタなんや ('A`)
「お二人は、此方のお生まれですか?」
「そやねぇ。」
「生まれも育ちもロロ村やわぁ。」
「はぁ〜良い村ですね〜。」
マレの言葉に老婆二人ハハと笑い。
「何もない村やろ ロロ村はぁ」
「多分なぁ レキ女王国いちのド田舎やわぁ〜」
「いえいえ、羊の放し飼い観て感動しました。」
さり気ない会話の端々、ロロ村、レキ女王国、王政かと情報を整理していく男。
「羊好きなん?ここらでは珍しくもないで。」
「一家に一匹ならぬ数頭やねぇ。」
ロロ村の主要産業は羊毛。
集まる情報に安堵し更に踏み込んでいく。
「へぇー成る程、自分旅をしてるんです。本物の羊を見るのも初めてで。」
「何や兄ちゃん、えらいWILDやな。」
「男の一人旅とかWILD過ぎて惚れてまうわ!」
笑顔の裏で野性的な男が、こちらではモテるのか?と悩み始めるマレ。
「そんな良いものじゃないですよ。」
照れ臭そうに頭を掻く、行動、仕草全てが男なりの演技。
「で、ご相談なんですが。」
「何や?金はないで?」
「何や?愛人にしてくれるんけ?」
「いえいえ、そんな厚かましい、お願いは出来ませんよ。実はですね。」
今後の行先、旅先を決めかねていると、老婆二人に持ちかけた。
何処へ行けばいいのか?何があるのか?を尋ねる。
「お兄ちゃん。あれやろ、あれや」
「そうあれや。兄ちゃん、流星の寅太郎やろ!」
老婆二人の言うことが理解できずのマレ、からかわれているのだろうか?と感じるも、老婆は至って普通、いや多少興奮気味に
「ン?お兄ちゃん、寅太郎しらんの?」
「まさか、それは無いやろWILDやし?」
「えーいやぁ〜残念ながら、、、知らないかな」
「ほんまけ!?旅人の寅太郎が女王都ルーアンの酒場で悪漢から町娘に助け出される、あのお話やで!」
「え?ハァ」
「そうやで、町娘がチンピラをバッタバッタとなぎ倒し寅太郎を助け出すんやで!で毎回お決まりの最後は寅太郎は旅に出るんや。」
「そうや、そうや、この村でも毎年冬に巡業舞台がくるんや。」
「へぇ~凄く面白そうですね。一度観てみたいです。」
とりあえず心にも無いことを言っておく男。
「そやな 今なら女王都ルーアンで興行しとるで。」
「そやで、女王都なら毎日でも観れるで。」
「女王都へはどの道をいけば、それと距離はどれくらいですか?」
この情報が欲しかったと、マレは老婆二人に尋ねる。
「二日、ゆっくりでも三日てとこやで、兄ちゃんWILDやし、二日で十分やろ。」
「この目の前の道をずっと、ずっと真っ直ぐに行くんや、で途中道が二股に別れる。右側の道を行くんや、右やで右。後は一番大きい道を歩いてれば女王都。」
「行ってみようと思います。白湯ありがとうございました。」
二人の老女に礼と別れを告げ歩き出す。
このロロ村まで三時間、時速3から4kmとして
おおよそ10kmとするか。
マレは人目の無い場所場所でメモをとる。
女王都迄、二、三日40km〜80kmくらいか?とあたりをつける。
こればかりは歩いてみなければ分からない。
ペットボトルの水を口に含み喉を潤し歩みを再開する。
街道を行く人影は無く、時折、農作業、放牧を行なう農婦を見かけるのみ。
轍の跡、ロロ村から続く道は馬車がギリギリすれ違う事が程度の道幅、時折、馬糞牛糞の類が落ちている。これも重要な情報である。
五時間は歩き続けただろうか。
ポツリポツリと民家が増えてきた。
陽も暮れようかという頃、野宿も覚悟はしているが色々と心配も多い、寒さや追い剥ぎの存在。
周辺の家々を注意深く観察しながら歩いて行く。
農作業を終えた女達が家路を急ぐ。
ただ、その誰もがマレをチラチラと盗み見るようにすれ違う。
マレは熊皮外套のフードを深く被り素顔を隠す。
フードの下からマレもまた女達を盗み見る。
単体、集団、年齢から家族構成を推察しながら。
一人歩く女に注視する。
住居へと入って行く女、歩を緩め玄関前から屋内の音を盗み聴いた。
聴こえたのは野太い男声。
この世界で初めて人種男の声を確認した。
(この家は無いな)
次の観察対象を探し歩いて行く。
こぢんまりとした家に入って行く女を観察する。中から話し声などは無い。
一人暮らしだと当たりを付ける。
次の観察対象を見つけ後を付ける。
みすぼらしい家、屋内から反応は無い、此方も独り者。
此処まで観察を終えてマレは吐息する。
覚悟を決めようか
立ち止まる。
前方から向かって来る女一人。
フードの下から伺う。
歳の頃は三十前後、身丈150程、赤髪に碧眼。麻の服の上に羊毛の上着を羽織る。
染色はされてはいない。
手には鍬とキャベツ一玉を抱える。
この女もやはりマレの顔をチラリと幾度も視ては眼を逸らす。
女とすれ違って暫し周囲は完全に陽が落ちた。
各家にはガラス窓など無く採光用の戸口があるのみ。
戸口から漏れる明かりも頼りなく、月と星の光が頼りの寒空の下、先程すれ違った女の家へと向かう。
まずは家の周辺確認。
特に気になるとこも無く。
物置らしき小屋が棟続きに建つ女の家はマレのボロ平屋以上に見窄らしく、小さい。当然ガラス窓などあるはずも無く中の様子は窺えない。
外套フードを降ろし、素顔を晒す。
意を決し、コンコンコンと軽く玄関板戸三度叩く。
後にマレは語る。
ぽまえらww助けてwww part9
113 マレ 旅行記
でさ、コミュ障で孤独を愛す俺
心の中こんな顔('A`)
114 名無しさん
ストーカーで通報しました
115 名無しさん
それなんてエロゲのオープニング?
犯罪鬼畜系ですね?
116 名無しさん
≫115 その女がアベサダ化してBAD END
ルートにしかいけません。どうすれば攻略でき
ますか?
117 名無しさん
≫116 攻略サイトを見るんだ
その女は攻略不可 スルーが正解
118 名無しさん
≫116 117 これは良フラグww
119 名無しさん
そもそもコミュ障は ばーちゃんと会話すら
できない イケメンタヒね
120 名無しさん
≫119 1に嫉妬するBBA専乙
http//xxx ___xxx ここで好みの熟女動画を
探すんだ
121 119
≫120 の優しさに感動した
122 マレBBA専
≫120 視たくても自宅プライベート空間皆無
なんですよ('A`)
123 名無しさん
マレの報告待ち パンツ脱いだwktk
124 マレ18禁
≫123 だが 断る




