61、俺の魔力はわからない事だらけ
朝起きて外に出ると
周りがキラキラしている
「おお〜。綺麗だな」
水面が美しい、滝が美しい
水の色は場所で色々ないろを見せてくれる
実はここ、東と言うよりライドラムがある大陸西側の尻尾みたいに出ている場所で奥には山がある
山の中?麓?にある滝みたいだ
ここ良いけどなぁ
畑と果樹園が欲しいしな、少し森側がいいのかな?
そろそろ拠点が欲しいんだよね
シオンと朝食を済ませて周りを探索しよう
ん〜周りは森だね
滝からの水でいい土みたいだけどね
滝の下はかなり水飛沫があがるしなぁ
上に飛んで見た
「おぉ〜。めっちゃ良い景色」
ここ良いわ
土地はやっぱり今の小屋から森側が良いみたいだね
「サクラ。精霊がちょっときて欲しいって」
シオンが下で手を振りながら言ってる
下に降りてシオンと精霊について行く
「何かあったのか?」
『あのね、お願いがあるの。こっち』
とりあえず行きますか
『ここだよ。』
精霊について行くと
綺麗な湖に着いた
岩がゴツゴツしてその間から小さな滝(2メートル位?)になって水が流れ込んでいる 岩の上も周りも木や苔に覆われていて見惚れる
「綺麗だね。」
湖の水の色が翠、青系?の色、周りも低木や苔など綺麗な緑色だ
『ここにサクラの魔力して?』
?魔力して?わからん
「サクラ、この湖に手を入れて聖魔法して」
あぁ〜 そう言う事なのね
湖に手を入れて聖魔法が手から出るイメージで
フヮー 水面をシルバーの光が走る
「えっ? 」
初めての事で慌てて手を水から出した
水の色は変わっていないように見えるが、少しキラキラしているようにも感じる
「シオン、湖大丈夫か?」
「大丈夫だよ。みんな喜んでる」
シオンは嬉しそうに尻尾をふりふりしてる
よく見ると、精霊や妖精が集まってきてる
マーロみたいにぼろぼろの服の子がいた
湖に触ると光が包み込んだ
他の子たちも湖に触れていた
「えっ」びっくりして見てると
「サクラの聖魔法、癒やしの力あるからみんな元気になるよ」ってシオンが教えてくれる
湖のそばに東屋を作った
椅子に腰掛けて色とりどりの布とレースを出した
「シオン、ここに座って待ってる? 遊んで来る?」
シオンは湖の近くで遊んでくるらしい
テーブルにクッキーと精霊達用のコップを出しておいた、自分のもね
「食べたい子は食べてね」って湖に向かって言ったら喜んで飛んできたよ
さて、布を裁断して精霊用の服を作る
精霊は自分の服って決めたら服のサイズを変えれるらしい
本当か?分からなかったけどマーロに作ったバッグが少し大きかったのがピッタリになったのを見た
すげ〜
女の子用と男の子用の服を作った
女の子のはレースを付けて可愛くしたよ
刺繍も勿論 帽子と髪飾りのリボンもね
俺の周りは興味津々な精霊達
『サクラすごいね』『これ、かわいい〜』って
女の子の精霊にレースリボンを髪に付けたら
『わ〜、かわいい?』ってクルクル回ってる
「可愛いよ。ここのは出来上がってるから、使って」
『ありがとう』って
さっきの服がぼろぼろの精霊が足元にトコトコ歩いて来た
その子を抱っこして、テーブルに乗せた
「これ、どうかな?」
女の子の精霊は綺麗な明るいコバルトブルーの長い髪をしていてかわいい
作った服は薄い黄色寄りの黄緑のワンピースドレスで後ろが長めでカラーみたいな感じにした、でも可愛くヒラヒラにしてレースをプリーツみたいにしてみた
あまり女性の服に詳しくない
でも、姉さんの結婚写真のドレス選びに付き合わされて良かったと今は思うかな
数日かかったからね〜 はぁ
精霊さんは服をみてキョトンとしてる
「気に入らないかな? どんなのがいい?」
聞くと 首をふりながら
『この服、着て良いの?』
「君の為に作ったんだ着てみて。服を着たらリボン選ぼうね」
『うん、ありがとう』
って嬉しそうにしてる
着替えられる場所も作ったよ
更衣室みたいな感じで鏡を付けた
テーブルの上に棚を作った
棚の上に作った服を並べて、横にテーブルを置いた
テーブルには色々なリボンを置いた
今度髪飾りとかも作りたいから鉱石収集もしよう
精霊達の服は力が弱まるとボロボロになっていくんだって
俺の服には力があるから着ると元気になるんだって
『どう?』ってさっきの精霊さんが来たよ
「おお〜。可愛いね」
『ありがとう』って照れてるよ
リボンを選ぼうかな
2人でリボンを選んで髪をハーフアップにして結んだ
シオンが足元で、両手を上げて抱っこを催促してます
「あ、ごめんね。おかえり」って膝に乗せた
「かわいいね。」ってシオンも言ってくれた
その後も、服を色々と作って棚に置いた
東家に結界をかけようとしたら
「サクラ、ここは結界いらないよ。滝の所からここまでが聖域になってる」
はい〜?
「えっなんで??」




