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ダンジョンが出現しました。

朝、パパがソファーに座ってタブレットで新聞を読んでいる。

ママは小さい頃に病気で亡くなって今はパパと2人暮らしだ。パパは人気声優であのハリウッドで人気ヒーロー映画に俳優として出演したりして忙しい。

私の推しキャラの声をパパが吹き込んだりしててオタクには超最高で夢見たいなパパだ。

ダブレットから顔を上げて私の方を見て言う。


みお、今日は18時位に帰るから外に食べに行こうか。何か食べたい物ある?」

「回転寿司食べたい!」

「なら、予約しておくね」

「やったー!」


そう他愛もない話をしていると急に目の前からパパが消えた。手に持っていたタブレットがソファーに落ちて居る。


「パ…パパ!」


パパが座っていた所に手を当てると温くてタブレットには新聞の画面のままでここにパパが座っていたと言う証拠が存在している。


「で、電話?!警察?ほ、堀さんに」

スマホからパパのマネージャーの堀さんに電話する。

「はい、堀です」

「堀さん!」

「澪ちゃん?どうしたんだい」

「ぱ、パパが消えて、目の前に居たのに急に消えちゃって!」

「消えた?!どう言う事だ。すぐにそっちに行くから!」


玄関のインターホンが鳴る。玄関に行ってドアを開けると堀さんだ。堀さんは玄関に入るとすぐに慎司しんじ=パパの事を尋ねる。


「パパと喋ってたら急に目の前から消えたんです」

「あり得ないだろう、ドッキリか」

「本当なんです!」

「警察には」

「まだ電話してない、どうしたらいいか分からなくて。でも本当に目の前に居たのに急に消えちゃったんです!」

「澪ちゃん、よく聞いて警察には私の方から連絡するから澪ちゃん家に居て、もしかすると慎司が帰ってくるかも知れないから」

「わ、分かりました」


堀さんはスマホを取り出し警察に電話しながら帰っていった。

リビングに戻って考える。私が転生なんてしてるから勇者召喚か異世界トリップでもしてるのかも。それでも心配で心配でパパ何処に居るのだろう。すると友達の朱音あかねから電話が来た。


「澪!大変だよテレビ!テレビ見て!」

「何が合ったの」

テレビをつけるニュース速報で東京浅草に謎の建物が出現したと言っている。


「では、現場の吉野アナ」

「こちら吉野です。東京浅草雷門前に巨大な城が出現しました!入り口と思われし所に赤い鳥居が立っており回りは石壇に囲われています」


「浅草以外にも世界中で謎の建物が出たんだって!今Xはすごい速度で更新中だよ!」

「日本の城…入り口に赤い鳥居…東京浅草に」

「澪?」

「ありがとう。朱音教えてくれて、それじゃ切るね」

「澪!?」


電話を切る。

私はあの城を知っている。見たことある。前世で何回も見た通った所。


「浅草の風鳴神ふうなりじん城!」


前世で大人気のVRオープンワールドRPG神ゲー『モンド・ファンタリーア』略称『モンファン』舞台は地球、でも現代の地球でわ無くファンタジー世界の地球だ。プレイヤーはそこで探索者となり冒険したり家を建てたり好きな事を出来る。

リアルの東京浅草雷門の所にゲームではダンジョン『風鳴神ふうなりじん城』が建っている。

まさか現実に風鳴神ふうなりじん城が出るなんて、ラノベのリアルダンジョンか!でも何で?ここだけなのかな。

世界中に突如出現した建物の外観を調べて見ていくと、アメリカハリウッド、昔の映画館の外観をした『幻響げんきょうの劇場』イギリスベーカー街、貴族の屋敷の『モリアーティ邸』ノルウェーソグネ・フィヨルドに根を張っている大きな大樹『世界樹ユグドラシル』などがネットに画像が出ている。


「外観だけでも分かる。間違いない、モンファンのダンジョンだ!何とかダンジョンの中見ることは出来か」


流石に外観だけだと決定的な証拠にはならない、中はモンファンのモンスターが出てくるとは限らない。

ネットをポチポチしているとある無料動画サイト『配信ダンジョン』を見つけた。その動画は生放送、配信中と出て米軍がダンジョンを探索している様子が映っている。


「ラノベのダンジョン配信じゃん!でも何で?米軍が配信するわけないし、米軍以外にも中国軍かなでこっちはイギリス軍も配信中てなってるし。」

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