Voice for nurse #3
一寸「…」
サヨ「服着ていただいて構いませんよ」
一寸「本当に一瞬でしたね…」
サヨ「解析すれば一瞬です」
一寸「それで何がわかりましたか?」
サヨ「さっぱりです」
一寸「え…裸見られ損ですか…?」
サヨ「病気では無いようです。であれば可能性は二つ。奇跡か呪いか。どちらの可能性ですね」
一寸「治るとかの問題では無いみたいですね」
サヨ「そうですね…治る可能性は二つ。奇跡の薬を作るか、呪いを解くかですね」
一寸「治る可能性はどれくらいなんですか?」
サヨ「どちらも五分五分でしょうか」
一寸「であれば…どちらかで治るんですね?」
サヨ「五分五分が二つあれば十分になるわけではありません。どちらも治らない可能性もあるのです」
一寸「その時はどうすれば…」
サヨ「さぁ。その時考えましょう。少なくとも今の私の頭には解決策はこれ以上ありません。なので探しにいきましょう」
一寸「え…?」
サヨ「師匠から許諾は得ています。血清などはすでに作ってあり、全員終わりました墓も全て。なので元凶を叩きにいきましょう」
一寸「黒大蛇…ですね」
サヨ「そして縁という者…腹の中にいるか、生き延びているか…どちらにせよこれ以上被害を出さないよう
にしなければいけません」
一寸「行きましょう」
サヨ「それでは参りましょう。道は作られているみたいですので」
一寸「お願いします」
サヨ「振り落とされないようにしてください」
また瓶を一飲みし、足に力を溜める。
一寸「すでに6日ほど経っておりますが…」
サヨ「大丈夫です。私の計算では次の村までは14日以上かかります。バケモノであれば七かでしょうか」
一寸「それでは間に合わないのでは…」
サヨ「大丈夫です。一日あれば余裕で追いつきます」
一寸「あ…え…ちょ…」音を置き去りにした。




