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ルビーアイ  作者: アゲハ
23/23

22話 オヤスミ

私は体育館脇



ソノ、非常扉から外に出た



内履きのままで



もう終わった



済んだ事なのだ



戻れはしない



もう、決めた道だ



恨まれても



憎まれても



行くしか無い……








スタスタと歩いて居た








その刹那だった








パン!








陳腐なメロディーが耳を突く








何が起きた?








なぜ








こんなにも








地面が近い!?








背が縮んだ様な視界が広がる








なぜ無い?








私(・)の(・)体(・)……








顎(あご)の下に広がるアスファルトが、異様に冷たい








首の下に広がる生暖かい、ネットリとした液体だけが熱を感じる








何が起きた?








その時だ








私の視界に飛び込んだのは








見覚えの無い








男








その男が怒りの形相で私を見る



そして



「龍斗…… テメぇの望んだ世界の果てがコレか!?」








これは……








この男は……








加(・)藤(・)、か?








私の体を一撃で?



不意を突かれたとしても有り得ない!








私の虚ろな眼が








彼を見た








そうか……








そ(・)の(・)眼(・)、貴方も……








双眼の……








そういう事か……








罠(・)に(・)掛(・)か(・)っ(・)た(・)のか、私は……








龍斗は、俺【ら】の革命と言っていた








複数居るのか、この男以外にも……








ラボは危険だ…… パパ……








龍斗は言っていた








お前に【も】サヨナラと……








【は】では無い、複数へのサヨナラ








私【も】その一人なのか……








龍斗は言っていた








加藤は未完成だと……








女生徒の噂では【覚醒】と……








未完成ではない、完成してたのか








ダメ……








もう、眠い……








痛みは無い……








私の痛覚、消してくれて…… ありがとう








あ……








どうしよう……








まだ行かなきゃならないのに……








家に……








返さなきゃいけないのに……








彼女の、家に……








でも、もう無理かも……








ごめんね








桜子……








ホントごめん








本、返せなくて……








オ…… ヤス…… ミナサ…… イ……



【ルビーアイ 終】


ルビーアイを最終話までご覧頂きました皆様、ありがとーです♪



で、このルビーアイを書き終えた訳ですが、最終話まで見て下さった皆様には、もう一つのルビーアイ・ストーリーをご用意しております♪



最終話まで読んで下さったからこそ、で、ございます♪



実は、チョイチョイ謎を残して書いております笑



それは感情の変化という謎です



ですので、お時間ございましたら【もう一度】最初からお読み頂ければ、新しい【胡桃】編がご覧頂けます♪



1度では違和感、よくわからない言葉使いなど、父親の力で仕事用に改ざんされたもう一つの人格【泉】、プロテクトにより抑え込まれていた本来の人格、狂気的な【胡桃】の存在を知った後の読者様ですと、その改ざん能力が【ほつれる】瞬間や、段々【薄まる】流れを読み取れるかと思います♪


皆様、気付いておられましたか?



時折、自分への感情文の一人称が【ウチ】と【私】を使い分けている事に♪



そしてある時をキッカケに【胡桃】の人格がより前に出はじめた事に♪



それと【覚醒】や【本】と言うワードが出てきた! というのもそうですし、【泉】としての感情や、【桜子】が【泉】の力を知ってしまった事、噂話を広めないように…… イライラする、ふざけた口調で話す【女生徒】を【龍斗】が早めに話を終わらせたかった感情……



更に○○○氏は、本来○○○のタイミングではなく、○○○のタイミングで消されるはずだった…… など、1度読みではなく、実は2度目をいかに面白くするかを重点に書いておりました♪



もし、お時間ございましたら、2度目を一気読み下さい(^-^)



そして【胡桃】の視点からもう一つのルビーアイ・ストーリーをご堪能頂けると幸いです♪

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