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精霊学園の異端者  作者: beginner
1/3

いつもの夢

beginnerです

宜しくお願いします


 「やめてくれ、もう殺さないでくれ、頼むから、俺から何も奪わないでくれ」


 男はは泣きながら目の前の何かに必死に頼み込んでいる

なぜなら、目の前に広がる惨状に男は・・・言葉を失ったからだと僕は思う


「何でだよ、何でこんなことを、何か俺たちが悪いことをしたのかよ」


気づいたら男は目の前の何かに向けてそう叫んでいた。


「ほう、すごいな君は。まるでゴキブリだ。でだ、何か悪い事をしたかって?愚問だな。

そうだよ、この私を倒そうとした、それは悪いことだ」


目の前の何かはまだ、男が生きていることに驚きながらも可笑しそうに、そう、こちらに告げていた。



「お前はまさか・・・・・・」




男が何か名前を叫んでいるがよく聞き取れない、何て喋っているのだろう



 男の目に前には 両親が、妹が、師匠が、そして仲間たちが死んだように倒れている。


男は、目の前の現実が受け止めきれなかったのか、


「もう、何も失いたくないから

こい、ーーーーーー!!」


と呟き、右手に持っていた黒い刀を胸に刺し何か叫んでいた。







 俺は、そこで夢から醒めた。

なんてあの男が言っていたのか分からない、いつものことだ。


物凄く気になるが夢だからな。


 「また、あの夢かよ」


 俺は、そう言いながらベットから降りた。

 すると、コンコンと扉をノックする音が聞こえてきた。


 「お兄ちゃん、中に入ってもいいですか?」

 「いいぞ、五葉」


 「分かりました」と言いながら妹が入って来た。



「おはよう、お兄ちゃん」

「ああ、おはよう、五葉」


たわいもない挨拶を交えながら妹の容姿を見る

 おおー、さすが我が妹、今日も天使が霞むくらい輝いてやがる


妹は身長157センチで俺よりかも背は小さい、黒髪のロングで今日はまだ起きたばかりなのか頭には寝癖がついており、上下白玉の模様が入っている黒パジャマを着ている。


はっきり言おう、俺の妹、超超可愛いーー


そんな事を思っていると妹が声をかけてきた



「お兄ちゃん私の事をそんなに見つめてどうしたんですか?」

「いやー今日も可愛い五葉の顔が見れてお兄ちゃん嬉しいなと思って」


 俺はそう言いながら五葉にギュッと抱きつき、一言言った




 「五葉、俺はお前のことが好きだ、超結婚してくれ」

 「お兄ちゃん、私達、兄弟なんです、結婚は出来ないんですよ」

 「まあ、嘘だけどね」



俺はそう言いながら妹に抱きついていた身体をのかした



 「お兄ちゃんったら・・・もう!!」



そう言いながら妹はプンスカ怒っている、やばい、超可愛い


 「だがな、五葉、俺たちは周りの兄弟と同じじゃない、義理の兄弟なんだ、もし、その気があるんだったら考えておいてくれ」


俺はそう言いながら制服に着替えるためにクローゼットを開けようとしたのだが、妹がそれに気づき止めようとした



「な!!?・・・お兄ちゃん待って、そこに有るのは」


妹が慌ててこちらに駆け寄ってくる


だが、時はすでに遅し、開けた後だった!!

中にあったのはネグリジェやプレイに使う道具など、、、それはそれは色々あった。


あれ、何で、これがあるの????? そう思いながら部屋を見渡すと、可愛い人形があちこちにある。なるほどな。ここは妹の部屋だったようだ。


俺はすぐに後ろを振り向いて妹に


「妹よ、誤解だ、俺に悪気があったわけがないのは明白だろ、それにたかが、下着やプレイ道具見られたからって怒るなよ、それに信じてる、俺は兄弟の絆を、こんな事で途切れるわけがないんだ、俺達はいつも仲良しだろ?」



妹はその言葉を聞き「もう、分かったよ、ふふふふ」と言いながらクローゼットのところに行きガサガサと何かを引き出す


「お兄ちゃん、分かったよ、私達の絆は永遠だもん


こんなことで途切れるわけがない、その通りだね


だからさ、1回、2回死んでも私達の絆は絶対に途切れないから、お兄ちゃん(笑)死んで、ね、お願い?」


妹は手に握っていた棍棒で俺をぶっ叩いた。


ゴンッと鈍い音がした


マジで痛い

そう思いながら、俺は意識を手放した


意識を手放す中で「お兄ちゃんの馬鹿」という声が聞こえてきて


やっぱり俺の妹は可愛すぎると思うのだった



この度は精霊学園の異端者をお読み下さり有難うございます。

感想お待ちしております。


カクヨム様の方にも同じ作品を書かせていただいております。

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