第13話 ミドルフェイズ7 「悪路の試練と知恵の試練(後編)」
再び投稿が遅れまして、申し訳ございません。
GM :では、「謎解き」勢の16ターン目いきましょう。「知性の間」に着いた所です。
amida :3ラウンド後に向こうと同期するってころやな?
GM :そうそう。で、こちらは……「ザ・それっぽい謎解き」がありますw 正解しないと先に進めず、〈専門知識:クトゥルフ神話〉難易度15に成功する必要があります。
amida :ふぁー(白目
GM :PCが持ってなさそうな技能考えたらこうなったw
ニーグ :《異界の知識》ってどうなん? クトゥルフに使える?
GM :あ、これには使っていいです。
ニーグ :へー……。
GM :但し、失敗するとシーン全員に〈炎熱〉2d6+20点のダメージ。軽減も無いから、結構痛いです。
ななむ :……クトゥグァかな?w
ニーグ :それっぽいなw
amida :とりあえず、リオン君が《クールインテリジェンス》で判定するわ。固定値+2入れて、〈専門知識〉は2d6+8。
ましろ :達成値-2あるから、難易度は実質17やね。
amida :2d6で9はきついな……。まぁいざとなったら《アシスト》もあるし、振りまーす。(コロコロ……)1足りないので、《アシスト》使って成功です。
***
知性の間、と呼ばれる場所に到着したリオン達3人。そこにあったのは、石板で作られたパズルのような物だった。
格子状に分かれた複数の石板に、赤い絵の具で何某かの絵が描かれている。石板ごとに描線がバラバラに切り取られ、なにが描かれているかは判別できないが、どこか心をざわつかせるような不気味さがあった。
フレア :「これは……石板を動かして、絵を完成させろってこと?」
イスキュ:「そのようじゃが、ずいぶんパーツが多いのぉ……これは時間がかかりそうじゃ」
石板は一つ一つがフレアの腰ほどの高さで、それが十数個組み合わさって見上げるほどの大きさになっている。巨人の遊具としては手ごろな大きさかもしれないが、人間には動かすのも一苦労と思われた。
リオン :「やれやれ、全くしょうがないなぁ……。まっ、ここは僕に任せておきなよ」
ため息をつきながら、リオンが杖を自分の額に翳し、思考力を強化する。その上で杖を一振りすると、念動力で個々の石板がひとりでに浮き上がり、並べ替えられて描線が形を成していく。
やがて最後の一つがガコンと音を立ててはめこまれると、そこにあるのは炎に身を包んだ1体の巨人の絵であった。顔すら炎に覆われて表情が見えず、眼窩にあたる部分のみぽっかりと黒い穴が空いている。注視していると、その黒い穴に吸い込まれていくような錯覚にとらわれて、リオンはさっと視線を逸らした。
リオン :「……確かに手ごたえのある謎だったけど、まぁ天才の僕にかかればどうってこと無いね」
フレア :「ほぇー……リオンはすごいわねぇ」
一方のフレアは、特に怯えた様子もなく絵を眺めまわしている。自分の気のせいか、と心を落ち着かせるリオンの眼前で、巨人の絵が二つに分かれ、図書館への道が開かれた。
***
amida :「ここをこうして、こうじゃろ?」みたいなw
ニーグ :自分に《アシスト》飛ばすのって、なんかカンニングペーパー見てるみたいやなw 関連書籍を途中で漁るとか。
GM :オッケー、じゃあこれで「謎解き」はクリアですね。「図書館B」に移動して、3ターン経過です。……あと「悪路」の方やけど、もしローランが《地を駆けるもの》を宣言とかしてたら、達成値に補正付けてたんやで? 《天を舞うもの》(※)の方が効果は高かったやろうけど。
ななむ :あぁそうか、忘れてたな。
ましろ :フレアなら、《光翼の印》使えば大分楽やろうしな。
amida :リオンなら、《アジェイルレビテーション》で浮遊するとか。
GM :そうそう。こういう細かな所でデータを活用させるの、俺が好きなの知ってるやろ? それにこの魔境のコンセプトは「出来るだけHPとMPを削る」やから、抜け道探すに越したことは無いで。
ななむ :OK、もう少しデータとにらめっこするわ。
amida :前回俺が「コスト1なんでね!」って言いまくったの、さては根に持ってるな?w
GM :フッフッフ……(意味深な笑み
***
GM :……では、ローランが18ターン目、他のメンバーが19ターン目です。どうしますか?
ななむ :じゃあ折角言ってもらったし、《地を駆けるもの》を使って「悪路」の判定に行きます。
GM :オッケー。じゃあ特技分で+2、あと2回挑戦して途中まで道を覚えたって事にして、更に+2あげましょう。だから合計で+4やね。
ななむ :あざーっす!元のコストが6の、+4で10。《地を駆けるもの》発動!
amida :諸々合わせて、2d6で4出せばええな。
ニーグ :頼むで……? ななむの出目運やとこれでも外しかねん。
ななむ :はーい!(コロコロ……)2、3!? あっぶねぇ!
ましろ :こっわwww
***
ローラン:「やれやれ、戦闘まで、なるべく温存しておきたかったんだがな……」
オドネットを城門へ帰した後。ローランは悪路を眺めてひとりごちると、意識を集中し下半身に混沌を巡らた。
両脚の筋肉が盛り上がり、足が蹄へと変形していくと同時に、普段よりも精神が消耗していくのを感じとる。まるで魔境内の混沌が、人に従うのを良しとしないかのようだ。
ローラン:「チッ、やっぱり消耗が激しいか。だがこれで、今度こそ……」
両手を地面につけた姿勢から一気に駆け出すローラン。細く滑りやすい道を、速度にあかせて突破してゆく。
ローラン:「うぉっとぉっ!?」
しかし半ばほどで蹄が岩肌に滑り、片足をとられてしまう。思わず見下ろせば、すでに二度転げ落ちた谷底が、もう一度落ちろと口を開けている。
ローラン:「……なんのっ、これしきぃ!」
だが、残った片足を踏ん張り、上体を捻ってなんとか体重を残すローラン。その勢いのまま、とうとう悪路の終着点、崖の上に建てられた図書館へとたどり着くことが出来た。
***
ましろ :これで「悪路」を突破して、合言葉ゲットかな?
GM :いや、この後「図書館A」で情報収集する必要があります。
ましろ :え、また情報収集せなあかんの?
GM :そう。
電磁炉 :オドネットどうしましょ……?
ましろ :「城門」で待っとけばええんちゃう?w
GM :じゃあ、他はどうする?「謎解き」勢は、本当に「図書館B」に移動する?
amida :リオンは移動する。他の二人は、どうするか任せる。
ニーグ :GMも別れ方は予測できないだろうし、図書館で戦闘はないと思うけど……。罠があるといけないし、一緒に行ったらええんちゃうかな?
ななむ :とりあえず、盾役としてイス様にはついて行ってもらって……。
ましろ :フレアはもう戻ってもええんちゃうかな? オドもいるし。
amida :あぁー信者にされるー!w
ニーグ :判定あったら失敗するんやで?加護押し売りしていくからな?(ゲス顔
***
フレア :「それでは主様、リオンをよろしくお願いします。」
図書館に到着した所で、一足先に城門に戻ることにしたフレア。膝をついて頭を下げる彼女へ、イスキューロンがにこやかに手を差し伸べる。
イスキュ:「なぁに、これから信者になる者じゃ。手厚く守ってやろうではないか」
フレア :「情報収集なら、私の出番はなさそうなので……。投影体も出なさそうですし、城門で寝ておきますね」
つられて笑みを浮かべると、フレアはそのまま背を向けて戻ってゆく。その後ろ姿が見えなくなると、リオンは半目で未だににこにこしているイスキューロンを見やった。
リオン :「……前にも言ったけど、僕は貴方を信用はしても、信仰はしないからね?」
イスキュ:「ふふふ、そう言っていられるのも今のうちじゃのう?」
そう言って含み笑いをするイスキューロンに、リオンは何度目かのため息をついた。
***
ましろ :リオン君の信仰堕ちアへ顔ダブルピースまだー?(バンバン
amida :ないです(白目
GM :じゃあ、リオンとイスキューロンは「図書館B」へ、フレアは「城門」へ戻りましたと。で、ローランも図書館Aに移動でいい?
ななむ :うん、こっちは調べられるの僕だけやしね。
GM :じゃあ、改めて……。今19ターンで、城門にオドネットとフレア、図書館Aにローラン、図書館Bにリオンとイスキューロンですね。では、次は情報収集です。
※《天を舞うもの》の効果について
獣人のスタイルが持つ、獣に変身する特技の一つ。鳥や蝙蝠など羽根が生えた動物に変身し、回避の判定値が上昇する。
獣に変身する特技は、これとローランが使用する《地を駆けるもの》の他に、魚や水棲動物に変身する《水に潜むもの》が存在する。




