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第12章:ボードショップ『ボーズ』(2)

 ・・・サーフショップはどこも、「敷居しきい」が高い。


 これは皆さんもぼくも一致した感覚だと思う。


 なんていうのか、


 「入りづらい」


 「近づきがたい」


 「おそれおおい」


 「俺には(あたしには)とても無理なスポーツの世界」


 「自分とはえんがない」


 って感じでね。


 サーフィンやサーファーの一般的なイメージが、


 「ヤンキー」


 「タトゥー」


 「ピアス」


 「ぷんぷんにおってくる、『サムライ系』や『エタニティ系』の男性コロンや強烈で暴力的な香り」


 って印象だからじゃないだろうか。


 ・・・実際は、けっしてそのようなことはないのだが。


 このボードショップ『ボーズ』も、実はそうだった。


 駐車場がない、ということもあったけれど・・・


 ぼくも、その存在は知ってはいたが、


 何か月も入店をためらっていたという経緯があったんだ。

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