男性が苦手なお嬢様とメイドのボク

様々なバイトを渡り歩いてきた、かわいらしい容姿をした主人公「綾乃里　瑠璃」は、めずらしいバイトをしてみたいと思い探していると、お屋敷で働く執事とメイドの募集を見つける。執事で応募したはずが、面接場所へ行くとメイドになっていた。それには理由があり、中性的な男性にメイドとして働いてほしいからだった。なぜかというと、お屋敷に住む娘が男性恐怖症だったからだ。その事を改善させるために中性的な男性を求めていた。戸惑いながらも役に立てるならと瑠璃は受け入れる。

そして働きだした瑠璃は、大きなお屋敷で楽しく過ごしていた。そんなある日、文化祭に来ないかとお嬢様に誘われて、行く事になったが、客じゃなく生徒側でお手伝いすることになった。男性恐怖症だったお嬢様は、本当なら欠席の予定だったが、瑠璃が側に居れば参加できるという事で、お手伝いの立場で参加することになった。男性に対してお嬢様が戸惑う所もあったが、なんとか無事に文化祭を終えることが出来た。その後にお嬢様が男性恐怖症になった原因の日がクリスマスだという話を聞いて瑠璃はクリスマスを新しい記憶で塗り替えたいと思いついていた。

瑠璃はお嬢様と二人でクリスマスパーティーをする事になったので、二人で買い出しに出かけると、そこにはお嬢様を誘拐した犯人が現れた。犯人は今度はお嬢様を殺害しようとするが犯人の目の前に瑠璃が躍り出る。それを見たお嬢様が犯人をなぎ倒し、成敗する。その後無事にクリスマスパーティーを開催させ、お嬢様のクリスマスが新しい思い出に塗り替わった。