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そうだ カレー、作ろう

書いてたらとてもカレーが食いたくなった。ちなみに作者は辛いのが苦手です。

言い忘れていましたが作中は夏休みです。



━━サイバー・ライフ・オンライン運営会社社長と開発プロデューサーの会話


「社長!大変です!」

「な、なんの用だ?今は誰も入れるなと言っていたはずだが」

「黒の軍勢が倒されました!」

「は?あいつはヌンで戦う想定のレイドボスだぞ!まさかもうディールに到達したとかじゃないよな?」

「そうだったらどんなに良かったことか。倒されたのはギーメルでですよ」

「は?どういうこと?ちゃんとヌンに置いたか散々確認したよね。私たち。そうか、聞き間違いでしょ?」

「僕も耳を疑いましたよ」

「嘘でしょ…」

「しかもですよ、社長が考案したあのいた、素晴らしい甲冑姿ではなく蚊の姿だったのはわら、可哀そうでしたね」

「はは、蚊だって?私が二徹して考えたあの最高の甲冑が…」

「No.4がやけに静かなので、十中八九元凶はNo.4でしょうね」

「またぁ?もうやめてよぉ」

「(社長今日もかわいいなぁ。No.4グッジョブ!おっと、鼻血が)あと自慢のステンドグラスを壊されたNo.6が怒り狂って周囲のプレイヤーを攻撃しています」

「えぇ、もう帰りたいよぉ。誰なのぉ。その騒ぎを起こしたやつぅ」


◆◇◆◇◆◇◆


「えくしゅっ。うぅ、寒い。エアコンきかせすぎたかぁ」


ヘッドギアを片付け、昼食(時間的には夕食だが)を作るためにキッチンへと向かう。


「今日は何にしようかなー…めんどいしカレーでいいか」


冷蔵庫の野菜室にある大量の人参とジャガイモを見た俺はそう思い立ち、割と大きめの鍋を取り出した。


「今回は…スタンダートなやつでいっか」


まず鍋に水を入れて火にかける。じゃがいもは煮崩れすると小さくなるので気持ち大きめに切って、と。人参はみじん切りににして、肉は…牛肉にするか。


『RRRRR,RRRRR』


上機嫌に鼻歌まで歌いながら準備を進めていると、電話がかかってきた。非通知設定で。あやしい、あやしすぎる。


「もしもしー?」


でも取った。


『私、妹さん。今あなたのマンションの前にいるの』


かけてきた相手はメリーさんならぬ妹さん。まぁ、つまりは俺の妹の小春ってことだ。


「今カレー作ってるから茶番は後でなー」

『え!ちょっと待ってて!今から行くから!』

「は?」


今から行くって…いたずらの電話じゃないのか?カレーの量には余裕があるし、一人増えたところで問題はないけど…


『ピンポーン』

「いや、早くね?」


駆け足で玄関へ向かい、ドアを開けると、小春ではなく勇がいた。


「なんでここにいるんだよ」

「文句を言いに来た」

「なんのだよ!蚊は全部倒したし、蜂も全部…1匹はのがしたけど、それ以外は全部倒したぞ!」


誇らしげに胸を張っていると、勇が「蜂?」とでも言いたそうな顔をした。


「とりあえず家にでも上がれ」

「あぁ、そうさせてもらうよ。てゆうかカレー作ってんのか、食わせろよ」

「やだよ、俺の分がなくなるじゃん」


軽口を叩きながらリビングまで歩いていくと、また『ピンポーン』とチャイムが鳴った。その次に『ガチャリ』と鍵を開ける音が聞こえた。


「お姉ちゃん!逢引ですか!?」


出会い頭の第一声がそれか妹よ…ツッコミどころが多すぎるわ。でもまぁ、とりあえずひっぱたいとくか。


「姉じゃねぇっ!」

「いたっ!」


まったく、うちの女衆はどうしてこうも変なタイミングで現れるんだか……

妹ちゃん登場!GW初日にキャラ設定を投稿します。

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