レアドロップもゲットだぜ!
やべぇ、予約し忘れていました。この埋め合わせはいつか必ず…!
あと投稿予定日を火・木・土に変更します。
「蜂蜜ぅぅぅ、寄越せぇぇぇぇぇ!!」
〈スキル【咆哮】がLv10になりました〉
〈スキル【咆哮】が進化します〉
〈スキル【大咆哮】を取得しました〉
〈スキル進化のヘルプが閲覧可能になりました〉
スキル進化のアナウンスが流れたが、蜂蜜を一刻も早く入手することしか考えていなかった俺はそれに気づかず、熱によるスリップダメージによって死んだ。
〈【蹂躙する精鋭部隊】によって殺されました〉
〈デスペナルティはありません〉
「そういや周りの温度が50度近くまで上がっているんだったな。熊谷市も真っ青だぜ」
反省反省っと。
◆◇◆◇◆◇◆
そして何度も殺されてだいたい10分くらい経っただろうか。蜂が胸を震わすのを止め、どんどん散開していく。
「確か蜜袋は腹のあたりにあったよな。その腹置いてけぇ!」
俺が蜂に向かって助走をつけてジャンプすると蜂は跳んでくる俺を避けようとするが、
「止まれぇぇ!」
俺の叫び声で無理矢理に動きを止めさせられる。そして蜂にしがみつくと胸と腹の間に釘と針を突き刺す。
『PIGIIIIIIIIII!』
しがみついてる俺を振り落とそうとしているが、痛みのせいか時折動くのを止めるときがあるので、何とか剥ぎ取るのに成功した。
『PIGII』
剥ぎ取りと同時に蜂がポリゴンとなって消えていく。そしてパンパカパーンと場違い感が半端ない音が流れた。
〈レアドロップ:【精鋭蜂の手甲】を入手しました〉
〈レアドロップのヘルプが閲覧可能になりました〉
「レアドロップは嬉しいんだけど、今落下してるからなぁ。素直に喜べないなぁ」
こんな短期間で2回も落下死したやつは俺以外いないだろうなぁと思いつつ、きたる落下の衝撃耐えるため目をつむる。痛みはほぼないが、やっぱり怖いものは怖いな。
〈あなたは死亡しました〉
〈デスペナルティはありません〉
仲間が倒されたことから少し警戒しているのか、蜂が俺から一定距離離れ、2、3匹で固まっている。これならレアドロップとやらの確認をしても問題ないだろう。
【精鋭蜂の手甲】
レア度:8
種類:武器
耐久:手甲部分:30000/30000 針部分:1000/1000
特性:針射出·収納〈起句トリガーを設定してください〉
装備時スキル【立体機動】を付与
装備してみると、黄色と黒のコントラストが映え、手首部分にファーがついた蜂をイメージしたような手甲だった。手甲といってはいるが金属のような重厚感は無く、手袋に近い感じがする。指が出ていて作業がしやすいのもいいな。
そして特性の針射出·収納はというと、
「【射出】!」
『PIGII!?』
針射出の起句を言ったら、ファーのところからワイヤー付きの針が飛んでいき、見事蜂の頭に命中。少し引っ張ってみたが抜ける様子もない。十分使えるな。
「【収納】!」
収納するために針収納の方の起句を言ったが、刺さった針ごと引っ張られてきた蜂と正面衝突し、俺は呆気なく潰された。くそぅ、いつか絶対使いこなしてみせるからな!
〈【蹂躙する精鋭部隊】に殺されました〉
〈デスペナルティーはありません〉
蜂蜜はしっかり手に入っています。




