作戦会議
戦術指揮室に入った私たちを迎えたのは、悪い空気だった。
「魔王様、敵がついに勝負をしかけて来ました。敵の数は6000万は超えているでしょう。おそらく事前に戦闘用ではなく補助用の回復部隊を準備していたものと思われます。我々の城は幾度の攻撃により、壁が一部破損しております。そこを狙われれば、ひとたまりもないでしょう」
ラクラがそう言う。ということは、籠城をするだけ無駄なようだ。こうなれば一つしか手は無い。回復部隊が相手についているのならば、消耗戦で数に劣る自分達は、いつか負けてしまうことになる。
「......じゃぁ、作戦は一つだね」
私はそう言いながら皆が眺めている地図に目を向ける。
「此処(魔王城)に残る部隊を......1500ほど。後の軍は、敵が拠点としているあっち(支配の魔王領)に向かおう」
1500を残すのだから、後の約2650万は打って出ることが出来る。そうすれば回復部隊はすぐに倒すとが可能だろう。
「それが一番の策ですね。マカワはどう思います?」
「私もそれでいいと思います。編成はどのようにしましょう」
今マカワの言った編成とは、ステータスが高い者(例えばカリン)をどちらに配置するのか......というものだ。
「攻めるんだったら......リルファイ、俺、マカワ、ルーク、そして他の軍部員達ですね。残るのは魔王様、ラクラ、サクラ殿......このくらいでしょうか」
ヂィラの言った編成が一番良いだろう。
「もし勇者が出てきた場合、回避に専念を。決して戦ったりしないように。スミレのしを無駄にしてはいけない。それと、その時は念話で私に連絡を。すぐに転移魔法で駆けつけるから」
スミレのことを知っているのは、今ここにいるメンバー達だけだ。
「では……各自準備を。解散してください」
ラクラがそういうと、全員が立ち上がり部屋を出て行く。敵が城に到着するまで、残り20分少々だろう。この攻撃でどうにか戦局を有利にしたい。
そして優香の目を覚まさせたい。
そんなことを思いながら、1人部屋の窓から、夜の空を眺めるのであった。
皆さん!次回作決定の方法を見てくれましたか!?
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