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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 4 シマと組織と鉄パイプ
84/350

#84

「とにかく、ショートソードの件は親分に相談してみる」

 カヌレはそう言うと、手下たちと中年男を抱え上げる。

「それと、コイツは事務所へ連れて行って落とし前をつけさせる」

「好きにすればいいです。処分する手間が省けて助かりますわ」

 抱えられた中年、意識が戻ったのか声をあげる。

「オイ、どうなってるんだこれは。俺をどこに連れて行くつもりだ」

「テメーの言ってた使えねえ雑魚が、どんだけ怖いか教えてやるよ」

 抵抗しようにも、両手両足をホールドされて動かしようがない。

「ねえ、ちょっとやめてくださいよ。誰かー、助けてー!」

 悲鳴をあげるけど、全方向に悪態をつきまくった中年を助けるヤツはナッシング。

 カヌレたちが宿を出て行って、ようやくロビーに静寂が戻った。

「アイツ、ドス持って来るッスかね?」

「無理でしょうね」

 あまりにもサクッとハギは断言。

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