表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 3 宿と魔力とサイコロ賭博
57/350

#57

 廊下やら他のフロアやらをウロウロ歩き回って、たどり着いたのは食堂。

「メシは部屋に運んでもらってたから気付かなかったけど、ちゃんと食堂もあるんスね」

 とはいえさっき朝食を済ませたばっかりだし、昼食にはまだまだ時間がある。

(誰もいないかもしれねえけど、もしいたら茶でも飲みたいッス)

 なんて軽い気持ちで中に入ると、テツヤの予想に反して何やら盛り上がってる様子。

「……?」

 食堂は酒場を兼ねてるらしく、カウンター席とテーブル席がある。

 そのテーブル席の1つに、宿泊客らしい5人の男が集まってる。

「何やってるんスか?」

 テツヤが尋ねると、5人の中でも最年長の老人が顔を上げた。

「何って、見りゃわかるだろうがよ」

 言われてテーブルの上を見れば、ティーカップが1つ。カップの中にはサイコロが2つ。

「ははあ、バクチッスね」

「そういうことよ」

 ニヤリと笑う老人。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ