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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 2 夜と迷子と底の町
34/350

#34

「やった、助かったッスよ!」

「これもワタクシのエルフ徳のおかげですね!」

 どうやら森から脱出できそうで、手を取り合って喜ぶ2人。エルフ徳って何だよとかいうクエスチョンはいったん忘れる。

 実際、あんなにこんもり茂りまくってた木々もすっかりまばらになって、いつの間にか森を脱出してた模様。

「これでもう、このクソみたいな森ともオサラバですわ! こんな木ばっかりのところ、飽き飽きしていましたの!」

「エルフの発言とは思えねえッス」

 テツヤのツッコミもスルーして、勝手にずんずか進むハギ。テツヤが後を追うと、木々はどんどん少なくなって、草地には小屋みたいな建物も見え始める。

「なんか人が住んでるっぽい感じになってきたッスよ。この調子なら、その王都ってとこもそう遠くなさそうッスね」

「ええ、ですがどうも様子が違うような……」

 暗いから断言できないのか、ハギは微妙に首をかしげる。

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