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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 2 夜と迷子と底の町
28/350

#28

「元よりエルフは人間よりも魔法が得意ですし、ワタクシ自身が優秀ですから、筆記と実技試験は楽勝だったんです」

「自分で優秀とか言っちゃうんスね……」

 ツッコミってよりは、しみじみつぶやくテツヤ。けどハギはそれを軽やかにスルー。

「なのに、面接で落とされたんです」

「……はあ、そうなんスか」

 面接なんてガソリンスタンドのバイトくらいしか受けたことのないテツヤには、その程度のリアクションしか返せない。

 テツヤが困ってる横で、怒りがフラッシュバックしたのか急にハギの口調が荒くなる。

「あーハラ立ってきました! 性格に問題があるから採用できないって何だよチキショー、人間風情が! 宮廷魔導師落ちた王国死ね!」

 わめきながら、途中の木とかにガンガン蹴りを入れまくるハギ。

(……確かに性格には問題があるっぽいッス)

 もちろん、思っても言えるはずがない。

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