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#27
「ワタクシも、実際にお会いするのは初めてですが」
「つまりオイラ、レアキャラってことッスか。イエー、なんかやったー」
ワケもわからないまま喜ぶテツヤ。嬉しいのかそれ。
「けどハギさん、そもそもなんでこんな森にいたんスか。ガキが……、いや女の子が1人でウロウロするのは危ねえッスよ」
「それは……」
テツヤの問いにハギはとまどいつつも、黙ってるワケにもいかないって思ったのか、ボソボソと話し始める。
「実はワタクシ、王都で宮廷魔導師の採用試験を受けまして」
「オートでキューテイ……?」
かなり最初の方でつまづいた。ハギはこめかみを押さえつつ、テツヤにも伝わる言葉をチョイスする。
「かなーり簡単に言いますと、王様のところで働く魔法使いです」
「そんな仕事があるんスか。さすが異世界ッス、マジかっけー」
会話が噛み合ってない。




