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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 1 森とオークと異世界転移
21/350

#21

「え、えーと、でもどうすりゃいいッスか」

 うろたえるテツヤに、オークたちが視線を向ける。けど、明らかに強そうには見えないテツヤを敵じゃないって判断したのか、向かってくる様子はない。

 敵意の代わりに向けられたのは、ニヤニヤと嘲る笑い。

 その顔を見た瞬間、テツヤの脳内にアニキの言葉がフラッシュバック。

『いいかテツ、俺らみてえなモンはよう、ナメられたらおしめえなんだよ。だからもしおめえにナメた態度取るヤツがいたら、地べた這いずり回って命乞いするまでそいつをボコボコにしてやれ』

 アニキがこれを言ったのは、駅のホームでガンを飛ばしてきたヤンキーを追いかけ回して階段から蹴り落とした直後だったから説得力がありまくり。

(そうッス、ナメられたら終わりッス)

 ドスを握る手に力がこもる。

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