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「これでいいんだろ、兄ちゃん」
「……」
ユベシは散々殴られまくって顔面ボコボコだけど、逆に顔以外はほぼ無傷。指を詰められたりもしてない。
さすがにグミ一家も、子供相手にそこまで無茶はしなかった模様。
「これはもう、テツヤさんも逃げられないですねえ」
ニヤニヤ笑いながらフィナンシェが言う。同じニヤニヤでもクリーズならぶん殴りたくなるけど、相手がフィナンシェではそうもいかない。殴っても通り抜けるし。
「あーもう、わかったッスよ。入れてやればいいんスね?」
「やったあ!」
喜びのあまり飛び上がったユベシ、そのままひっくり返る。
「オイどうした?」
「顔が超イテー」
「当たり前だ」
こうしてシンジュク・ギルドに新しいメンバーも加わり、地味にちょっとずつ勢力を拡大するのだった。
☆フィナンシェ語録
『男の尻には夢とトキメキが詰まってるんですう』
えっ、アニキ語録じゃねえんスか? どゆことッスか?
知らねえッスよヤローのケツなんて!




