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ドスとエルフと異世界抗争  作者: 汐留ライス
Chapter 8 賭場と火薬と三つ巴
143/350

#143

「俺は手打ちなんてぜってー認めねえからな。わかったら、さっさと消え失せやがれ」

 カヌレはマッチを手に準備は万端、いつでも自爆のできるコンディション。

(とにかく今は、刺激するのが一番マズいッス)

 テツヤでもイージーにわかる理屈なのにクリーズは景気よく無視して、それどころか警棒の代わりに銃を構える始末。

「へっ、それで脅してるつもりかよ。当たれば引火して吹っ飛ぶんだ、俺を撃てるワケねえだろーが!」

「いや撃てるぜ」

「え?」

 クリーズはあっさり答えると、ガチのリアルで発砲。

「どわあ!」

 とっさに駆け寄ったテツヤがカヌレの腕を引かなかったら、ホントに当たって大爆発してたところ。

「な、何考えてるんスか!? 当たってたらアンタも爆発に巻きこまれてたんスよ?」

「知るか。俺は俺の前に立ってるのにビビらねえヤツが大嫌いなんだ。二度とナメたマネしねえように、全身に恐怖を刻み付けてやるよ」

 サクッと言ってのけるクリーズを見て、テツヤは思う。

(このおっさん、イカレすぎッス!)

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